「ABIT CASPER」。パッケージも白 |
先週7日の記事でお伝えしていたAbitのホワイトマザーボード「ST6E」「ST6E-RAID」が登場した。白いマザーボードというのは恐らく世界初。代理店のバーテックスリンクによれば日本市場限定品で、ニックネームは「ABIT CASPER」となっている。
パッケージには“Abit”エンブレムが付属 |
マニュアルはAbitの従来製品と同じ。ケーブルも残念ながら(?)白くはない。このあたりはAX3SP Pro CheCheに軍配が |
そんなST6EのベースはTualatinに対応した初のi815EP B-Step対応マザーボードとして話題になった従来製品「ST6」。ST6をの基板を白で塗ったように見えるが、実はチップセットがi815E B-Stepに変わっている。なぜかビデオ機能を内蔵したわけだ。ST6と同様にABITお家芸のCPU SoftMenuIIIを搭載し、50~250MHzまで1MHz単位でのFSB変更ができるほか、コア電圧も1.05~1.825Vまで0.025V単位で変更が可能になっている点には変わりない。。
ST6-RAID(右)との比較。色が違う以外、ほとんど同じ。いくつか小さなチップが換装されているのが、よく見てやっと気づく程度だ |
拡張スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1でDIMM×3。オンボードでAC'97準拠のサウンドコーデックを搭載しており、この辺りも基本的にST6と変わりない。なお、ST6と同時発売になったST6E-RAIDはIDE RAIDコントローラ“HPT370”を搭載している。
「香り付き」をうたうポップ |
さてこの白いマザーボードだが、色以外にも特徴がある。それは香りだ。おそらく基板のコーティング剤か何かだと思われるが、香料/石鹸/洗剤/化学塗料?と思われる匂いがする。かすかに香るわけでもなく、しっかりと匂いを認識できる。一部ショップでは「白いマザーボードだけに『白檀』(びゃくだん)のエキスを塗り込んでいるのでは?」という声も聞かれるほどで、個体差があるわけでもなく、どのショップに入荷したものも同じような匂いだった。しかも、パッケージまで同じ匂いというのだから驚かされる。代理店によれば「匂いは意図的に付けたものではない」とのことだが、この週末はST6E/ST6E-RAID、あるいはパッケージを鼻に近づけてくんくんと嗅いでみる光景があちこちで見られそうだ。
13日現在の価格情報
価格 | ショップ |
---|---|
ST6E | |
\15,980 | T-ZONE.DIY SHOP |
\16,500 | コムサテライト1号店 コムサテライト2号店 コムサテライト3号店 |
\16,800 | PCiN秋葉原 |
\17,280 | 若松通商エルプラザ |
\17,400 | ZOA 秋葉原本店 |
\17,790 | TSUKUMO eX. ツクモParts王国 |
\17,800 | 高速電脳 クレバリー1号店 クレバリー3号店 |
\17,999 | カクタソフマップ ソフマップ1号店 Chicago |
ST6E-RAID | |
\18,800 | コムサテライト2号店 |
\19,200 | コムサテライト3号店 |
\19,700 | PCiN秋葉原 |
\19,980 | 若松通商エルプラザ |
\19,999 | カクタソフマップ ソフマップ1号店 Chicago |
\20,200 | ZOA 秋葉原本店 |
\20,799 | TSUKUMO eX. ツクモParts王国 |