このページの本文へ

クーラーマスターからCPUクーラーにヒートパイプ使用の珍品第2弾登場!

2001年06月28日 20時03分更新

文● 小板

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
Da Vinch
右がCPUソケットに装着するCPUクーラー

 2つのCPUクーラーをヒートパイプでつなげるという、これまでにない不思議な製品が秋葉原のショップに出回っている。製品名は「Da Vinch」(型番:TM2001)。このジャンルのメーカーとしてはお馴染みのクーラーマスターの新製品だ。
 ヒートパイプを使用したという製品では同社の「GALILEO」があるが、写真をみていただくとお分かりのように、今度の製品は全く違うスタイル。サイズの異なる2つのCPUクーラーは4本のヒートパイプ(1本の直径は3mm)でつながり、管自体はヒートシンク底面に挿入されている。若干大きくてソケットへの固定金具を装備している方がメインのクーラーでCPU上に装着するものだ。ヒートパイプは途中で交差しているが、その理由は不明だ。


 通常、ヒートパイプのなかは真空で内側にはメッシュ(毛細状)が貼りめぐらされ、液体(水など)が注入されている。一端が加熱されると液体が蒸発し反対側に急速に移動する。移動された方で冷却された液体はまたもとの場所に戻り、そしてまた蒸発され…という工程を繰り返すのだ。ヒートパイプを使うことのメリットは、熱伝導率が高いということ。温度が高くて、なおかつ熱源が小さいものに対して有効なケースが多い。

 これから考えると、同製品はメインのクーラーの熱拡散を強化するために2番目のCPUクーラーをヒートパイプでつないだということだろうが、2番目のクーラーはおまけと考えるのが無難かもしれない。ヒートパイプ使用の場合には、熱源との温度差があるほど効果的といわれるが、同製品の場合はメインのヒートシンクの力がほとんどをカバーしてしまうとも考えられる。
 ちなみに、2つのCPUのスペックは以下の通り。

2つのCPUクーラーのスペック
1st CPUクーラー(熱源側)2nd CPUクーラー
ヒートシンクサイズ70(D)×60(W)×40(H)mm60(D)×59.8(W)×25(H)mm
ファンサイズ60(D)×60(W)×10(H)mm60(D)×60(W)×10(H)mm
回転数4400rpm4400rpm
マグカップ

 販売しているのは、高速電脳(8490円)、コムサテライト(8500円)、クレバリー3号店(8800円)。コムサテライトと高速電脳では、同製品を購入するとマグカップが付いてくるという。
 果たしてどれだけの効果があるか不明だが、ヒートパイプといい、マグカップといい、本格的な夏に向けてのピーアール製品のひとつとなることだけは確かだ。



【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ