トライするならキャンペーンを、ぜひ！
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| マップ開始時の航空機購入。工場は新しい機種を開発するリソースとしても割り当てできる。機種ごとに設定されたポイント分の開発が終われば、その機体も生産可能になる。 |
ゲーム開始時にはまず、与えられた資材の中で戦闘機、爆撃機などを必要数だけ購入する(キャンペーンシナリオでは、最初のマップでのみ購入できる)。次に、工場で生産する航空機を指定する。
続いて、購入した航空機を機種ごとに飛行部隊に編成し、飛行場に配置する。高射砲やレーダー陣地の配置が終われば、いよいよゲームスタートだ。
ゲームは先にも書いたとおり、リアルタイムで進行していく。ただし、時間の進行スピードは可変で、進行を一時停止するポイントも10分単位～連続、あるいは状況変化に応じて(攻撃を行った／受けた場合など)と柔軟なので、自分のプレイしやすい設定を選べる。いずれにせよ、1日の「昼」(午前6時～午後6時)「夜」(午後6時～翌午前6時)の各12時間がそれぞれ1ターンになっているので、ターンの更新時点では、進行は必ずいったん停止する。
自動作戦指示をオンにしておけば、各飛行隊は勝手に飛び立ち、勝手に戦闘を開始する。(生産済みの機体ストックがあれば)補充も自動処理される――が、戦況が不利な場面(あるいは初期設定)においては、自動作戦だけではおそらく勝利できないだろう。と言っても、逆にすべてマニュアルで指示を出していたら、半日1ターンのゲームでキャンペーンを終わらせるには“とてつもない時間”がかかってしまう。ここぞというときはマニュアル作戦、それ以外のルーチンワークは自動作戦で、という併用が一番現実的だ。
マニュアルでの作戦指示では、爆撃機なら「高空爆撃」「爆撃」「低空爆撃」、戦闘機なら「護衛」「迎撃」などの命令を指示し、飛行目標を指定する。その他、航路、目標到着時間なども詳細に設定可能だ。
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| マニュアル設定時は、線描画のマップに切り替えないと航路が見えない。夜のターンは、夜間戦闘機でないと戦闘能力が50％低下するので、マニュアル指示では特に注意。 |
最初に“敵の都市や施設を爆撃で破壊すれば勝利だ”と書いたが、キャンペーンシナリオをプレイする場合、勝利条件は「特定の建造物の破壊」や「一定割合の建物の破壊」などとマップごとに違ってくるので、スマートに勝つためには、配備する航空機の機種選択や攻撃／防御でも状況に即応した柔軟な戦略が求められる。実際にプレイしていると、7年の歳月を超越して、確かにこのあたりの「戦略の妙」を快く感じる瞬間がある。
繰り返しになるが、それだけになおのこと、Windows版では最低でもグラフィックスの現代化、できればシステム細部のブラッシュアップまで、ぜひとも実施してもらいたかった。今の仕様(画面)では、PC-98版を知っているオールドゲーマー以外へのインパクトが弱すぎる。私がショップの店頭で初めてこのゲームを手にしたら、たぶん見た目と価格(8800円)にギャップを感じ、引いてしまうことだろう。
世の中もゲーム市場もともに不況下にある今こそ、新作タイトルには“見た目(グラフィックス)”と“内容(システム)”と“価格”のバランスが要求されるはずだ。PCゲーム業界の老舗、システムソフトが心機一転できるこの機会だからこそ、ちょっと厳しい一言かもしれないが、あえて提言したい。
| 開発元／発売元 | システムソフト・アルファー(株) |
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| 問い合わせ先 | 092-752-3902 |
| URL | http://www.systemsoft.co.jp/game/ |
| 価格 | 8800円(6月29日発売) |
| 対応OS | Windows 95／98／Me／2000 |
| CPU | MMX Pentium-266MHz以上 |
| メモリ | 48MB以上 |
| ビデオ | 800×600ドット／6万色以上 |
| HDD | 50MB以上 |
| CD-ROM | 4倍速以上 |
プレゼント情報！
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| 空軍大戦略を抽選で1名様にプレゼントします。 |
なお、システムソフト・アルファーのご厚意により、「空軍大戦略」製品版を1名様にプレゼントいたします。
応募方法は、メールのサブジェクト(タイトル)に「空軍大戦略 プレゼント希望」と記入して、本文に、デジタルバイヤーWebサイトの感想、郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を記入のうえ、digitalbuyer@ascii24.comまでお送りください。応募の締切は7月8日とさせていただきます。。※多数のご応募ありがとうございました。厳選な抽選の後、数日中に当選者に発送させていただきます。
