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ケータイ・マスターV

ケータイ・マスターV

2001年06月20日 00時00分更新

文● 遠藤

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フォトレタッチ機能が強力な「スクリーン・マスター」

ケータイ・マスターV画面編集1
左が編集画面で、右がプレビュー画面。編集画面ではドット単位の細かい編集が可能だ。

 「スクリーン・マスター」は、待ち受け画像の編集に重宝する機能を豊富に装備している。メインウィンドウは、画像を大きく表示した編集しやすい画面で、右のプレビューで実際に携帯電話上で表示した状態を確認できる。描画ツールも充実しているが、それよりも注目すべきはフォトレタッチ機能だ。

ケータイ・マスターV画面編集2
豊富なエフェクトで、写真画像を色鉛筆で描いた絵のようなタッチに仕上げることもできる。
 「トーン調整」「カラー調整」はもちろんのことだが、モノクロ、セピア、赤/青/緑のそれぞれを基調とした色に変換する「単色変換」、疑似シェーディングパステルやサーモグラフィ表示のような画面に加工する「3次元系加工」、ノイズ除去や油絵、色鉛筆調にする「各種フィルター」、さらには夜景に十字の光の筋を追加して輝く演出効果を出す「クロス」など、紹介しきれないほどのエフェクトを装備している。



ケータイ・マスターV画面編集3
今回紹介したソフトの中で、本ソフトにしか搭載されていない「画像合成機能」はうまく使えばおもしろい画像が作成できる。
 おもしろいところでは、2枚の画像を合成して1つの画像に変化させる「画像合成」機能や、魚眼レンズで通してみたような画像にする「座標変換」機能があり、このツールだけでいろいろな画像を創り出すことが可能だ。

 さらに、5フレームの画像を指定してアニメを作成できる「アニメGIF作成」機能や、使用機種単位で作成・編集したデータを保存していつでも簡単に呼び出せるアルバム機能を搭載している。
 画像転送の手順は機種によって異なるが、静止画ならばケーブルを使用して行い、アニメデータの場合はインターネットを利用した「ジャングル・ネット・サービス」で同社のサーバにアクセスし、データをアップロード、携帯電話でダウンロードするという方法になる。

 ソフトにデータを読み込む際は、開いた画像の必要な部分だけを切り抜いたり、携帯電話の画面サイズに合わせてデータをフィットさせる(横長画像は幅が圧縮される)こともでき、操作はさほど難しくないので、いろいろと楽しめるだろう。



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