携快電話4

携快電話4

送信可能文字数を赤色で示してくれる「メールツール」

メールツールは、上部リストが「送信箱」で、下部リストが「受信箱」という画面構成。

　iモードメールなどのメールデータを管理する「メールツール」は、上のリストが送信メールの入った“送信箱”、下のリストが受信メールの入る“受信箱”という構成になっている。一番下に並ぶボタンをクリックして、メールの作成や読み込み、削除、メールを携帯に転送するといったことが可能だ。

それぞれのリスト内から読みたいメールをダブルクリックすると詳細画面になり、メールの内容を読める。

　読みたいメールをダブルクリックすると、別ウィンドウが開いてメールの内容が表示される。この画面から「返信」「転送」ボタンを選ぶと、メールアドレスやメール内容が引用された状態のメール作成画面が表示されて、受信内容に対して返信や転送が簡単に行える。

メール作成画面は、一番下の「iモードメール」か「文字メッセージ」を選択して、iモードメールとショートメールを切り換える。iモードメールでは、絵文字パレットから簡単に絵文字が挿入できる

ショートメールで送信できる文字数を超えた部分は赤文字で表示される。

　メールを新規作成する場合は、メールツールから「新規作成」ボタンをクリックしてメール作成画面を表示する。iモードメールの作成では、絵文字と特殊記号を簡単に入力できる絵文字パレットが用意されている。iモードメールだけでなく、画面下部にある「文字メッセージ」を選択するとショートメールの送信も可能だ。ショートメールの場合は、ショートメールで送信できる許容文字数を超えると赤い文字で警告表示してくれる。携帯電話とPCを付属ケーブルで繋いだまま「送信」ボタンをクリックすれば、携帯電話からセンター番号をダイヤルして、作成したメッセージ内容を転送するという具合だ。

503iの対応状況は……

　気になる503i対応についてだが、残念ながらアップデートファイルが用意されておらず、それぞれのひとつ前の機種か「標準機種：NTT DoCoMo」に自分で設定して、かろうじて基本項目の読み書きが可能になるという状態だ(詳しくは同社Webサイトの対応機種検索を参考のこと)。携帯電話側で拡張項目が設定されていても、データ転送時に消去されることがある。N503iだけは、N502i(もしくはN502it)に設定することで、なんとか基本項目に加え拡張項目の書き込みができる。

　全体的な機能を見ても、Windowsと比べてると見劣りがしてしまう。しかし、6月29日に発売予定の次バージョンで503i、210iに完全対応し、ラウンチャも装備されるとのこと。Macintoshユーザーはこちらを待つ手もあるだろう。

製品名	携快電話4
価格	シリアルケーブル版　6800円 USBケーブル版　9800円 USB充電ケーブル版　1万1800円 USBモデムケーブル版　1万3800円
発売元	ソースネクスト株式会社
問い合わせ先	03-5350-4844
URL	http://www.sourcenext.com/
対応OS	Mac OS 8.5以上、Mac OS 9.1対応 (Mac OS XおよびClassic環境は非対応)
メールデータ管理	○
待ち受け画面編集	×
着信メロディ編集	×
ブックマーク編集	×
cdmaOne対応	○別売の専用ケーブルで対応