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世界で一番簡単なデータベース『サイボウズDBメーカー』登場

2001年04月22日 04時15分更新

文● 吉川

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それではここで、サイボウズDBメーカーのデモンストレーション画面を見ながら、その特徴をお伝えしよう。

データベース一覧
データベース一覧。データベースのメニューは、WindowsのExplorerと同じく、フォルダを使った階層構造で管理できる。

レコード一覧
レコード一覧。絞り込み、ビューの切り替え、検索、レコード追加などが簡単に行なえる。

データベース総合管理
データベース総合管理画面。運用中のデータベースのステータスを確認。

データベース設計
データベースの設計その1。データベースを“設計”するといっても、難しい概念を覚える必要はない。Excelで凝った表を作るよりも、よほど簡単だろう。

フィールドの設計
データベースの設計その2。フィールドを設計する。「レコード一覧」画面の、列のタイトル部分が、この場合の「フィールド」ということになる。

アクセス権の設定
データベースの設計その3。データベースへのアクセス権を設定。ユーザー、グループごとに、編集、閲覧、削除などの権限を割り当てる。ユーザーリストについてはサイボウズ Officeとの連携も可能だ。

サポート画面
サイボウズDBメーカーの目玉のひとつであるサポート画面。自社専用のサポートページにアクセスしたところ。顧客登録に従って、自社のサイボウズDBメーカーの構成が表示される。これにより、サイボウズ側は顧客側のシステム構成を聞く手間が省け、効率のよいサポートを提供することができる。

サイボウズDBメーカーの価格は現在のところ未定だが、

  • 本運用するデータベースの個数
  • 利用期間

の2つの要素をあわせて課金するという。クライアント数(データベースを使用する人数)は関係ない。従来のサーバ用ソフトウェアの価格体系は、サーバのCPU数やクライアント数、同時接続数などによって複雑な価格体系がとられていた。サイボウズDBメーカーでは、こうした価格体系を排除し、ユーザーにわかりやすい設定とした。サイボウズDBメーカーがターゲットとする市場にはマッチしたものとなるだろう。

サイボウズDBメーカーの今後の展開としては、携帯電話、PDAなどへのモバイル展開、データベースとしての機能強化などとともに、APIを公開してカスタマイズ可能にしていくという。

サイボウズDBメーカー動作環境

対応OS
Windows 2000 Server
Windows 2000 Workstation
Windows NT 4.0 Server
Windows NT 4.0 Workstation
Linux(カーネル2.x Intel系ハードウェア)
FreeBSD 2.x以上(Intel系ハードウェア)
Solaris 2.5.1/2.6/7/8
対応Webサーバ
IIS 2.0/3.0/4.0/5.0
Peer Web Services
サイボウズ Web サーバー2(Windows版)
Apache 1.1以上(Linux、FreeBSD、Solaris)
対応ブラウザ
Netscape Navigator 3.0以上
Internet Explorer 4.0以上
ハードウェア
CPU……Pentium 200MHz以上
メモリ……64MB以上
ハードディスク……空き容量20MB以上

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