ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は19日、台湾の和信グループ(Koo's Group)と、ブロードバンドインターネット接続やコンテンツサービスなどを行なう合弁会社を7月に設立し、8月のサービス開始で基本合意したと発表した。
新会社の名称は“So-net Taiwan Ltd.”(So-net台湾:仮称)で、資本金は800万ドル(約9億7692万円)の予定。出資比率は、ソニーグループが85%で、和信グループが15%。和信グループの持つ通信・金融事業などのインフラやビジネスノウハウと、“So-net”のノウハウやコンテンツを組み合わせ、ブロードバンド接続サービスとエンターテイメントコンテンツなどを“So-net”ブランドで提供するとしている。
なお、和信グループは、iDCやインターネット関連技術のKGEx.com社、モバイルサービスのKG Telecommunications社、ネット決済のChinaTrust Commercial Bankなどのリソースを持つ。