(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は6日、2001年第1四半期(1~3月)のパソコン店頭市場において、ソニー(株)がパソコン総合でトップになったと発表した。今まで総合1位だった日本電気(株)は、デスクトップ市場では1位を守ったものの、総合では2位に後退した。
各社のシェアは、デスクトップとノートを合わせた“パソコン総合”では、1位のソニーが24.3%、2位のNECが19.9%、3位の富士通が16.5%。“ノート”では、1位のソニーが29.7%、2位のNECが17.8%、3位の富士通が15.1%。“デスクトップ”では、1位のNECが22.2%、2位のソニーが18.2%、3位の富士通が18.1%などとなっている。
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BCN総研では、ソニーが総合1位となった背景には、価格の低下でノートの人気が高まったこと、ユーザーのブランド離れが進んでいる中、ソニーだけは「購入者の大部分が指名買い」のショップが多いことなどを挙げ、同社のブランド戦略による販促活動が功を奏したと見ている。