ムーバN。左が前期型、右が後期型 |
前期型と後期型では、ダイヤルキーの材質が全然異なった。前期型はフラットな1枚パネルに数字枠が書いてある感じだ。一方、後期型は現在の携帯電話と同様の数字ごとのボタンになっている。前期型のほうが斬新な感じもする |
電源スイッチはスライド式 |
ディスプレイは非常にシンプル |
折り畳んだときのバッテリー側。左はL電池を装着している |
アンテナも2段格納式を採用。こちらは前期型のもの |
こちらは後期タイプのアンテナだ |
前期(右)と後期(左)では、アンテナのみならず、イヤーピース部や素材など変更点は多い |
NTTロゴのもの |
NTTドコモロゴのもの |
形式 | TZ-804 |
方式 | アナログ大容量方式 |
製造メーカー | NEC |
発売年月 | 1991年4月(前期) 1993年4月(後期) |
高さ | 100mm |
幅 | 55mm |
厚さ | 30mm(S電池) 32mm(新S・M電池) 38mm(L電池) |
重さ | 250g(S電池) 280g(新S・M・L電池) |
連続通話時間 | 120分(L電池) |
連続待受時間 | 21時間(L電池) |
電池形式 | NiCd |
前期型は1991年4月から1993年3月まで、後期型は1993年4月以降出荷された。前期型のうち、1992年7月以降はNTTドコモのロゴに変更されているので、外観上は3種類のバリエーションが存在することになる。
(文・木暮祐一/写真・西谷英雄)