セガサターンで大ヒットを記録したドラマチックアドベンチャー「サクラ大戦」の続編「サクラ大戦2~君、死にたもうことなかれ~」(以下、サクラ大戦2)のPC版が、いよいよ3月1日に発売される。サクラ大戦PC版の発売は1999年春だったので、PC版としては実に2年振りのリリースだ。発売日が目前に迫った今だからこそ、サクラ大戦2の最新情報を画面テンコ盛りでお届けしよう。
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戦いの後のおやくそく「勝利のポーズ、決めっ!」。 |
花の帝都を死守せよ! 今度の敵は黒鬼会
サクラ大戦2の舞台は前作「サクラ大戦」の1年後の帝都。帝都を守る秘密部隊「帝国華撃団」と、帝都を殲滅せんと企てる謎の集団「黒鬼会」の攻防を描いている。プレイヤーである帝国華撃団・花組の隊長、大神一郎に与えられた任務は、この黒鬼会から帝都の平和を守り抜くことだ。
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アドベンチャーパートでは、奥深いストーリーがサクサク楽しめる。画面右が真宮寺さくらで、左は新しく加入したソレッタ・織姫。復帰早々、大変なことになりそうな予感が……。 |
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クォータービューによるシミュレーションパート。眼前の敵を撃破するのだっ! |
ゲームシステムは、基本的にサクラ大戦と同じで、アドベンチャーパートとシミュレーションパート(戦闘)を繰り返していく。しかし、サクラ大戦2ではより一層ユーザーを楽しませるために、さまざまなファンサービス満載の趣向を凝らしている。
たとえば、意思決定のための「LIPS」。サクラ大戦では決められた時間内に表示された選択肢の中からひとつを選ぶことになっていた(選ばずにやり過ごすという選択もあるにはある)が、サクラ大戦2では特定の時間の経過とともに突然消えたりする特殊な選択肢をサポートすることで、意思決定の際の“間”をたくみに表現している。すぐ答えなければ意味のない大事なセリフがあるのだ。ちなみに、選択肢は時間の経過とともに消えるもののほか、表示中の項目が別のものに入れ替わる場合もあるため、一概に即断即決が最善であるとは限らない。どのタイミングでどのような判断を行うのかが、つまり隊長としての適正がシビアに問われるわけだ。
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相手の言葉に応えたい場合にはLIPSを使うことになる。枠のゲージが振り切れるまでに、適切だと思われる選択肢を選ぼう。 |
また、敵勢力との戦闘でいくつかある作戦プランから好みのものをセレクトできるようになったり、シミュレーションパートでは仲間の攻撃力や防御力を向上させる「隊長命令」機能を導入するなど、戦闘関連にもさまざまなアイディアを投入している。
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こちらはサクラ大戦2から導入された特殊なLIPS。イメージの周りを囲むゲージが振り切れる前に、あの手この手で眼前の危機を脱しなければならない。えっ? これはどーゆー危機かって? いや、これは、つまり、事故なんだ……。 |