ターボリナックス ジャパン(株)は31日、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモが提供するiモード用サービス“iアプリ”に対応が可能なJavaコンテンツ自動作成・変換ツールを、富士通(株)と共同開発すると発表した。同ツールは、HTML作成知識があればJavaコンテンツの開発を可能にするもので、既存のHTMLコンテンツを自動的にJavaコンテンツに変換することもできる。3月に発表を予定する第1版は無償で提供する予定。
Java技術をベースとしたiアプリは、iアプリ対応端末からインターネット接続し、ゲームや金融サービスなどのアプリケーションをダウンロードして利用を可能にする。iアプリ対応端末である富士通製の『デジタルムーバF503iハイパー』および松下通信工業製の『デジタルムーバP503iハイパー』が26日から発売されており、インターネット用暗号化システム“SSL”(セキュアー・ソケット・ライブラリー)を搭載しているという。
ターボリナックスでは、開発したツールを無償提供することで、iアプリの普及を促進し、Linuxサーバーの需要を喚起したいとしている。