お楽しみがいっぱいの新スキンと新視覚エフェクト
Windows Media Playerの楽しみといえば、コンパクトモードのインターフェイスデザインを変更できる「スキン」だろう。今回のボーナスパックにも、ペンギンの形がかわいい「Melvin」、不思議な球体の「Gyroshphere」、原子をかたどった「Atomic」など、8種類の新デザインスキンが搭載されている。
スキンのいくつかは、再生/停止/次の曲/前の曲といったボタンだけを持つシンプルな最小モードもあり、邪魔にならない工夫がされている。さらに、今回のスキンでも「DigitalDJ」は通常のスキンと異なり、再生リストの作成ができる強力なスキンだ。文字を入力してライブラリからデータを探す曲目検索機能や、曲の再生回数、任意に指定した演奏時間内の曲といった多彩なフィルタリング機能を持つ。わざわざフルスクリーンモードを使わなくても、気軽に再生リストが作成できる。
DigitalDJスキンでは、左側の「Attributes」「Playlists」フィルタ設定が行える「Advanced」のタブを切り替えて、再生リストを作成できる。画面右下のバーのボタンで曲の再生を行なう。 |
古風なラジオ調のスキンや、ペンギンスキンなど8種類のスキン、22種類の視覚エフェクトと豊富なデザイン。 |
視覚エフェクトも、負けてはいない。季節がらか、キュートな雪だるまが踊る「SnowTime」、子供が描いた落書き風の人物が踊ったりサーフィンする「Kids Drawing」、星がキラキラと輝いたり、オーロラ風エフェクトの「StarTime」など、全8グループ、22種類のエフェクトが追加されている。特にStarTimeが非常にキレイで、クリスマスパーティなどでも活躍しそうだ。
1万以上のスキンを使える「Winamp Skin Importer」
追加されたスキンだけで満足できない向きには、「Winamp Skin Importer」ツールがいいだろう。このツールは、MP3再生プレーヤーとして定番のフリーソフト「Winamp」のスキンファイル(.wsz)を、Windows Media Player用(.wmz)に変換するツールだ。このツールを使えば、 WinampのWebサイト に登録されている1万以上ものWinampのスキンファイルをすべて利用できるというわけだ。このツールだけでも十分使用できる環境になるが、完璧を期すなら、WinampのWebサイトからWinamp 2.xのベーススキン(baseskin.zip)をダウンロードし、変換するWinampスキンファイルが入ったフォルダに入れておくと、変換時に必要なファイルを補完してくれる。
WinAMPのスキンをMedia Player用に変換してくれる。 |