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マイクロソフト、「Windows Media Player 7 Bonus Pack」をリリース

2000年12月09日 00時24分更新

文● 編集部

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新スキンとエフェクトのほか、便利なツール類が同梱された「Windows Media Player 7 Bonus Pack」

米Microsoftは、12月4日、米国にてWindows Media Player 7の拡張ツール「Windows Media Player 7 Bonus Pack」(以下ボーナスパック)の提供を同社Webサイトで開始した。今回提供されたボーナスパックは、MP3コンバータ「Audio Converter 3.0 LE」、MediaPlayer専用カスタマイズツール「Windows Media Player 7 PowerToys」、フリーソフトのMP3プレーヤー「Winamp」で使われるスキンを取り込む「Windows Media Player7 Winamp Skin Importer」、そして新しいスキンと視覚エフェクトから構成される。ただし、これらツールの使用に関しては同社のサポート対象外となるので、個人の責任において使用する注意が必要だ。それでは早速、各ツールと新スキン&エフェクトについて紹介しよう。

MP3をWMAに変換する「Audio Converter 3.0 LE」

Audio Converter 3.0 LE(LimitedEdition)は、MP3ファイルをWindows Media PlayerのフォーマットであるWMAに変換するツールだ。操作は簡単で、変換するMP3ファイル、もしくはフォルダを指定し、「Convert」ボタンを押すだけで一括変換される。MP3ファイル上で右クリックして表示されたメニューから「Convert to Windows Media」を選択しても変換でき、変換後のサイズはオリジナルのMP3ファイルよりも小さくなる。

試しに3.6MBのMP3ファイルを変換してみたところ、55秒ほどで1.82MBになった。限定版であるため、変換はMP3からWMAのみのサポートとなるが、19USドルでStandard EditionにアップグレードするとAIFF、WAV、MP3の相互変換のほか、リッピングやCDDB対応になる。

フォルダごと取り込んで変換することもでき、さほど時間もかからずにMP3→WMA変換される。

小技が光る「Windows Media Player 7 PowerToys」

“PowerToys”といえば、Windowsの機能拡張や通常の方法では変更できない設定をカスタマイズできる便利なフリーウェアとして有名だが、この「Windows Media Player 7 PowerToys」はWindows Media Player 7専用のカスタマイズツールである。

「Deluxce CD Data Converter」は、Deluxe CDで編集したり、CDDBサイトから得たCDの曲名やアーティスト名、演奏時間を含むトラック情報をMedia Playerに読み込むツールで、これまでDeluxe CDプレーヤーで蓄積した再生リストがMedia Playerでも使えるようになるというもの。そして、「Most Recently Used Cleaner」は、「ファイル」メニューの「最近使ったファイル」で表示される情報をクリアするツールだ。「PoerToysスキン」は、スキンセレクタから起動して使う再生リスト管理ツールで、ライブラリ内のアルバム情報やアーティスト情報を再生リストに変換したり、CD-Rなどを利用してCDに音楽データを書き込む時に便利なように、70分用の再生リストや12曲分の再生リストの生成が行なえる。

「スキンセレクト」で「PowerToys」を選び、コンパクトモードにするとこの画面になる。Webブラウザライクに表示されている項目をクリックすると、実行される。

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