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オーディオマニア御用達の静音化パーツ3種がPC用として登場

2000年12月01日 23時32分更新

文● 小磯

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 熱研(株)の“SETTEN No.1”シリーズを皮切りに、(株)セイシンの“ABSORBER”シリーズなど、元来オーディオマニアのために販売されていたものがPC用として店頭に現れるようになって久しいが、今回またしても、PCユーザーには驚きをもって迎えられそうなパーツがアキバで販売され始めた。

 今回登場したのは「防振・防音インシュレーター」と、“防振・防音 純鉛テープ”2種類、そして“防振・防音 クリアゲルテープ”2種類の計5製品。12月1日現在、高速電脳とCUSTOMで販売されている。すべて(有)ワイドワークが販売元で、さしずめ“防振・防音シリーズ”といったところ。

防振・防音インシュレーター「WW-THI-425」

 同製品は、一般的なゴムと比べて約10倍の制振性を持つという特殊ゴム“非反発ゴム”を採用したインシュレータ(振動吸収式台座)。直径40×厚さ11mm(最短部では直径24mm)になる。すでにソルダム(株)がアルミケース「MT-PRO」用オプションキットとしてインシュレータを販売している。しかし、オーディオ用に使われた実績のあるゴムによるインシュレータが単体で“PC用”と銘打たれて登場したのははじめてである。価格は、高速電脳で1200円、CUSTOMでは1480円。



非反発ゴムを用いたゴムボール(左)と、一般的なゴムを用いたボール(右)。通常のゴムに比べて光沢がないのがわかる。なお、CUSTOMでは、希望者に非反発ゴムと一般的なゴムの差を実際に見せてくれるそうだ

防振・防音 純鉛テープ「WW-P-100AS」「WW-P-50AS」

 “PC筐体の裏側やシャーシに貼ることにより共振防止に効果的です。CD-ROMドライブなどドライブ類、スピーカそのほかの共振防止に最適です”とパッケージに記載されている純鉛テープは、幅100×長さ1000×厚さ0.3mmのもの(型番「WW-P-100AS」)と、長さと厚さは同じで幅が半分の50mmになったもの(型番「WW-P-50AS」)の2種類。ともに、原材料が鉛だけあって、見ため以上にずっしりと重い。ちなみに、“純鉛”という聞き慣れない物質は“水の11.6倍の重さと柔らかさを持つ”もの(パッケージ)とのこと。筐体を重くして、少々の振動ではビクともしないようにしようというわけだ。価格は以下のとおり。


ショップ名 WW-P-100AS WW-P-50AS
高速電脳 \1400 \800
CUSTOM \1680 \980

防振・防音 クリアゲルテープ

パッケージには“小さく切ってワッシャーがわりに!”とも

 クリアゲルテープも、幅20×長さ250×厚さ1mmのテープ1本(型番「WW-GT-2」)と幅10×長さ250×厚さ1mmのテープ2本(型番「WW-GT-1」)の2種類が店頭に登場した。同製品は、HDDやCD-ROMなどの振動するパーツと筐体の隙き間にはさんで衝撃を吸収させようというもの。CUSTOMでは「HDDの周りに貼って、その上からテープに穴を開けつつ筐体にネジ止めすると、相当な効果がありそう」だとしている。1mmという厚さは隙き間に入れるにはかなり厚いため用途は限られるだろうが、インシュレータ、純鉛テープとセットで買う人は多そう。価格は以下のとおり。


ショップ名 WW-GT-2 WW-GT-1
高速電脳 \980 \980
CUSTOM \1280 \1280

 オーディオの解釈を持ち込むなら、駆動部である中身を外箱がしっかり包み、さらに、設置面でも振動を抑えてやれば、じゃまが入らなくなった駆動部はよりよい性能を発揮する。これがそのままPCに当てはまるのかどうか断言はできないが、余計な振動がなくなれば、HDDやCD-ROMドライブ、あるいはファン類の性能が上がる可能性はある。どれも実売価格1000円前後と手頃なことも手伝って、この週末はちょっと振動を抑えてみようかといったユーザーが増えそうだ。

【取材協力】

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