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KP-C50/KP-C10

KP-C50/KP-C10

2000年11月29日 21時14分更新

文● 行正

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KP-C50/KP-C10

カシオ計算機

KP-C50 8500円
KP-C10 6500円

 「EZ-USB」は、カシオ計算機が今秋から新たに開始したPC用USB機器のシリーズだ。従来のPC用周辺機器というイメージではなく、より手軽に使える電子文具的な製品を目指しており、コンパクトなサイズと手頃な価格、シンプルな操作性などを特徴としている。10月末には第一弾として今回紹介するミニサイズのラベルプリンタのほか、11月下旬にはデジタルカメラ「LV-10」が発売となった。「マウスプリンター KP-C50」と「スマートエッグ KP-C10」は、付箋紙を手軽に作れる小型のラベルプリンタだ。

手のひらに収まる超小型プリンタ

 プリンタ内蔵マウスの「マウスプリンター KP-C50」と卵型小型プリンタ「スマートエッグ KP-C10」は同じ印刷ユニットを搭載しており、違いはマウス機能だけと考えてよい。いずれもUSB給電だけで動作するのでACアダプタなどは不要だ。テープ状の感熱式シール用紙を使用し、テープは幅13mm。60mmごとにの切れ目により手でちぎれるようになっている。印刷できるのは文字(WindowsにインストールされているTruTypeフォント)のみで、最大3行までの印刷が可能だ。

マウスプリンター KP-C50はちょっと大きめのマウスといったところ。
KP-C50の下面のフタを取り外したところ。ロール紙と感熱プリンタヘッド、ローラーが収まっている。KP-C10(トップ画像)の内部もほぼ同じだ。

 同社のラベルプリンタ「ネームランド」がラミネートラベルなのに対し、KP-C10/50が使うシールテープは紙製で、裏面をはがせば糊が塗布された面が現れるものだ。表面にボールペンや鉛筆で上書きできるほか、貼っても簡単にはがせる住友スリーエムの「ポスト・イット」のように利用できる。
 利用方法もポスト・イット的な用途が考えられており、付属ソフトを使うと短い語句を簡単に印刷できる。付属の「ラベル印刷ソフト」をインストールするとスタートアップに登録され、タスクバーに格納された状態となる。同ソフトが起動した(タスクバー内でもアクティブな)状態で、画面上で何かの文字列を選択してマウスを右クリックすれば、「印刷」や「ストック」といったメニューが表示される。「印刷」を選択すれば選択文字列がペーストされた状態でウィンドウがポップアップして印刷イメージを確認でき、そこで印刷ボタンを押せばそのままテープラベルに印刷される。つまり画面上に任意の文字があった場合はマウスから手を離すことなく、選択/右クリックメニュー/印刷実行というアクションのみで簡単なメモを取れるわけだ。ソフトにはワンタッチで選択できる定例句が登録されており、付箋として使う際に使いそうな「←訂正」とか、「コピー_部お願いします」とか、「添付資料あり」など、いかにも付箋として使用頻度の高そうな語句を呼び出せるようになっている。

Webブラウズなどの画面で右クリックすれば印刷メニューが表示される。
ラベル印刷ソフトの入力パネル画面。定型句は付箋として使いそうな語句が111種類入っており、追加もできる。

手軽な付箋紙メーカー

 KP-C50/KP-C10は、ポスト・イットを多用する人にとっては非常に便利に使える製品だ。メールなどで「何時何分に第×会議室」などの用件を受けたとき、その場で印刷してモニタの枠にでも貼っておくといった使い方に最適だ。そのためには普段から手元にあるのが一番なのでマウス一体型のKP-C50はお勧めだが、気に入っているマウスを取り替えたくないう人はKP-C10をモニタの上にでも乗せておくのもいいだろう。

キーボードやモニタの枠にメモや付箋を貼り付ける人には最適だろう。
製品名 マウスプリンター KP-C50 スマートエッグ KP-C10
価格 8500円 6500円
本体サイズ 70.5(W)×129(D)×43.5(H)mm 79(W)×66.5(D)×108(H)mm
重量 約190g 約125g
対応OS Windows 98/Me/2000
消耗品 専用ロール紙:600円/3巻(黄色/ピンク/青、各1巻)

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