カシオ計算機(株)は15日、A3対応カラーページプリンター『SPEEDIA N4-612IIe』を12月1日に発売すると発表した。価格は39万8000円。
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『SPEEDIA N4-612IIe』 |
『SPEEDIA N4-612IIe』は、4つのLEDヘッドを備える“LED4連タンデム方式”を採用し、1度のプロセスでカラー印刷が行なえるカラーページプリンター。600×2400dpiのプリントエンジンを搭載する(データ解像度600dpi)。各色256階調/1677万色のプリントが可能。
対応する用紙サイズは、ハガキからA3サイズまでで、垂れ幕や大型ポスターに利用できる、長さ900mm(A4横4.3枚分)の長尺紙印刷にも対応している。プリント速度は、モノクロが12枚/分(A4横コピーモード)、カラーが7枚/分(同)で、ファーストプリント時間は22秒以下。また、モノクロ印刷時にはスムージング処理“CAST(CASIO Smoothing Technology)”が利用できる。
カラー印刷のコストは1枚あたり約11.68円という。消費電力は、最大855W以下、プリント時の平均が約410W、スリープモード時が35W以下となる。カラー印刷時のトナーセーブモードも装備する。
外部インターフェースは、標準でパラレルインターフェース(IEEE1284)を1基搭載するほか、オプションとして100BASE-TX対応マルチプロトコルLANボードを用意する(価格は6万8000円)。システムRAMは40MB(最大128MB)を搭載。サイズは幅555×奥行643×高さ303mm、重さが約43kg。Windows 95/98/Me/NT4.0/2000用のプリンタードライバーソフトが同梱される。
