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アッカ、NTT Com、コバッド、イグナイトの4社、DSLによる高速インターネット接続サービス事業の展開で提携

2000年08月10日 21時31分更新

文● 編集部

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(株)アッカ・ネットワークス(アッカ)、エヌ・ティ・ティ コミュニケーションズ(株)(NTT Com)、米コバッド・コミュニケーションズ社(コバッド)、(株)イグナイト・ジャパンの4社は10日、資本出資を含む戦略的提携に合意し、同日契約を締結したと発表した。これにより4社はアッカを通して日本の主要都市を中心に、DSL技術を利用した高速ネットワークサービス事業を展開する。

NTT Comは同社の運営するインターネット接続サービス“OCNサービス”をアッカのDSLネットワークに接続し、高速インターネットサービス需要に対応する。コバッドは米国での大規模DSLネットワークの運営の経験とノウハウを活かし、アッカの事業を技術面で支援する。ベンチャーキャピタルのイグナイトはアッカの成長戦略を経営面および財務面で支援する。アッカはコバッドのオペレーションサポートシステム(OSS)の日本市場における独占使用権を取得し、アッカのサービスを利用するISPや通信キャリアを通じてエンドユーザーに、高品質なインターネット接続サービスなどを提供するとしている。

また、各社のアッカに対する出資額は、NTT Comとコバッドがそれぞれ12億5000万円、イグナイトと東京海上キャピタル(株)が共同運営するベンチャーファンド“IT2000 投資事業有限責任組合(IT2000ファンド)”は1億7000万円。これにより所有株式比率は、NTT Comとコバッドが41.8%ずつ、IT2000ファンドが6.7%、アッカ創業者は6.7%となる。

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