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【E3 2000レポート Vol.3】X-Box最新デモ情報、nVIDIA社はMac対応製品を来年発表

2000年05月12日 00時00分更新

文● TERO MODA

5月10日から13日の4日間(現地時間)、米ロサンジェルスの“LA Convention Center”において“E3(Electronic Entertainment Expo)”が開催されている。E3は、コンピューターゲーム、ビデオゲーム、インターネットゲームにおける、世界最大規模の展示会。

11日に開幕した展示会において、米マイクロソフトは“X”を象った試写室で、同社のゲーム専用機『X-Box』のコマーシャルフィルムを上映した。またマイクロソフトは、報道関係者を対象にX-Boxの最新デモも公開した。

マイクロソフトの展示ブースにある巨大な“X”。オブジェではなく、この中でX-Boxのデモが行なわれていた
マイクロソフトの展示ブースにある巨大な“X”。オブジェではなく、この中でX-Boxのデモが行なわれていた



本稿では、11日にマイクロソフトが公開した報道関係用デモの様子をレポートする。併せて、X-Boxのグラフィックスチップ“X-Chip”を共同開発をする米nVIDIA社へのインタビューもお伝えする。

X-Boxの自動編曲演奏を披露

11日、米マイクロソフトでDirector of Advanced Technologyを務めるシーモス・ブラックレイ(Seamus Brackluy)氏により、X-Boxの最新デモが公開された。今回のデモは、3月10日に米サンノゼで開催された“Game Developers Conference 2000”の基調講演において、ビル・ゲイツ(Bill Gates)会長が紹介したデモを改良したものだ。

ブラックレイ氏は、X-Boxのプロトタイプに接続されたコントローラーを操作し、四方を塀に囲まれた庭の中を探索する様子をデモしてみせた。庭の中央にある池の水面には、宙を舞う蝶や草木が映し出される。

精巧に描写された花には、「メモリーを4MB使用している。つまり、PlayStation 2の全メモリーを使っているというわけです」と、ブラックレイ氏は説明した。

X-Boxのデモでは、精巧に描写された花が映し出された。この花はその表現に、4MBのメモリーを使用している
X-Boxのデモでは、精巧に描写された花が映し出された。この花はその表現に、4MBのメモリーを使用している



次に、女性キャラクターと同じ動きをするロボットのデモが行なわれた。画面上には女性キャラクターと、その動きを真似る銀色のロボットが登場。ロボットのメタリックボディーは、その表面にまわりの物体を正確に反射していた。

ここでブラックレイ氏がコントローラーから手を放すと、女性キャラクターは静止。その際、女性キャラクターが胸で呼吸している様子がつぶさに見てとれた。

女性キャラクターの動きを真似る完全メタリックのロボット。リフレクションが完璧に再現されていた
女性キャラクターの動きを真似る完全メタリックのロボット。リフレクションが完璧に再現されていた



格闘の型を決め、最後にジャンプすると、アクシデントが起きた。舞台を越えてジャンプしてしまったロボットが、底なしのクレパスに落ちていったのだ。女性キャラクターは、呆然とクレパスの底を見つめていた。

これらのデモでは“Game Developers Conference 2000”のときとは違い、バックにBGMが流れていた。このBGMに関してブラックレイ氏は、自動編曲演奏を行なうソフトウェアのデモを披露。同じメロディを元に、ロック/ジャズ/ディスコ/カントリーと、楽器や曲調をリアルタイムに変えてみせた。また、ディスコとカントリーを混ぜ合わせるといった作業を、トラックパッドの単純な操作で行なえることを披露した。

デモを担当したシーモス・ブラックレイ氏(左)。右側のケビン・バッカス(Kevin Bachus)氏は、Director of Third Party Relations Console Gamingを務める。次のレポートで、バッカス氏へのインタビューを掲載する予定
デモを担当したシーモス・ブラックレイ氏(左)。右側のケビン・バッカス(Kevin Bachus)氏は、Director of Third Party Relations Console Gamingを務める。次のレポートで、バッカス氏へのインタビューを掲載する予定



nVIDIA社はマック対応製品を来年発表

米nVIDIA社は、X-Boxに搭載されるグラフィックスチップ“X-Chip”をマイクロソフト社と共同開発したメーカーだ。同社の展示ブースでは、4月に出荷を開始したグラフィックカード『GeForce2 GTS』を出展していた。ascii24編集部では、これらの製品や“X-Chip”に関して、同社のPR Managerを務めるリッチ・ブラック(Rich Black)氏に話を聞いた。

――日本の販売代理店では、『GeForce2 GTS』の取り扱いを、いつ頃から開始するようになるのでしょうか

リッチ・ブラック氏(以下同)「今後、1~2週間以内に開始する予定です」

――日本では気の早いユーザーが代理店の取り扱いを待ちきれずに、輸入品を購入し始めているかもしれないと思うのですが

「そうですね。わたしのまわりにも、米国でのPlayStation 2発売を待ちきれずに、日本からこっそり輸入している人もいますから(笑)。こうした輸入品のサポートを日本の代理店から受けられるようにするかどうか、現在、検討しているところです」

米nVIDIA社のリッチ・ブラック氏に、「X-Chipの共同開発は、マイクロソフトのオフィス内で行なわれている」とのこと
米nVIDIA社のリッチ・ブラック氏に、「X-Chipの共同開発は、マイクロソフトのオフィス内で行なわれている」とのこと



――次の新製品の計画はありますか?

「もちろん、あります。弊社では、6ヵ月ごとに新製品を出す方針がありますので、次の製品は冬に発売することになります」

――次の製品とX-Chipに技術的な関連はありますか?

「その答えは、イエスでもノーでもあります。共通する部分もあるかもしれませんが、X-ChipはX-Boxのためにカスタムメイドされたグラフィックスチップです。開発チームは、まったく別々に動いています」

――“X-Chip”という名称はマイクロソフトが公開したX-Box仕様書に載っていたものなのですが、この名称は正式名称なのでしょうか? それとも、コード名なのですか?

「さあ? われわれの間では、“X-Chip”と呼ぶこともありますが、“X-Boxチップ”と呼んでみたり“カスタムメイドチップ”と呼んでみたり、てんでバラバラなのです。少なくとも私のところには、正式名称どころかコード名すらも伝わっていませんね」

――現在、nVIDIA社の製品はPC用のグラフィックスカードがすべてですが、他の製品を開発するようなことはありませんか?

「実は、マッキントッシュをプラットフォームにしたグラフィックスカードを開発する計画があります。発表は来年になると思うのですが。現在出荷されているPower Mac G4製品に搭載できるグラフィックスカードはとても限られています。私たちはこの市場が今後、かなり大きく成長するだろうと考えています」

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