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カシオ、300万画素CCDと光学3倍ズーム搭載で9万円以下のデジタルカメラ『QV-3000EX』を発表

2000年01月31日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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カシオ計算機(株)は31日、334万画素CCDと光学3倍ズームを搭載したデジタルカメラ『QV-3000EX』を発表した。レンズはキヤノン(株)が設計を担当し、広角側の開放絞り値がF2.0とクラス最高レベルの明るさ。同社では、高画素CCDと高性能なレンズの組み合わせにより、銀塩カメラユーザーでも満足できる画像が得られるとしている。価格は同社の200万画素CCD搭載機種『QV-2000UX』と同じ8万8000円。発売は2月25日。

『QV-3000EX』。やや大柄なボディーだが、「しっかり写真を撮影したいユーザーに配慮し、グリップしやすいデザインを採用した」という
『QV-3000EX』。やや大柄なボディーだが、「しっかり写真を撮影したいユーザーに配慮し、グリップしやすいデザインを採用した」という



QV-3000EXは、同社としては初めて300万画素CCDを搭載デジタルカメラ。昨秋発売された200万画素CCD、光学3倍ズーム搭載機種のQV-2000UXは併売される。

QV-3000EXが搭載するCCDは、334万画素(有効画素数は324万画素)の1/1.8インチ正方画素タイプで、原色フィルターを採用した。記録画素数は2048×1536ピクセルと1024×768ピクセルで、画像はJPEG形式で保存される。付属する8MBのコンパクトフラッシュを使用した場合の撮影枚数は、2048×1536ピクセルの“FINE”モードで約5枚、“NORMAL”モードで約6枚、“ECONOMY”モードで約11枚。1024×768ピクセル時は、FINEで約19枚、NORMALで約27枚、ECONOMYで約43枚となっている。撮影間隔は約2秒、0.5秒間隔で最大3枚までの連写もできる。

新製品の特徴は、キヤノンが設計を行なった“Canon Lens”を搭載している点。7群8枚構成で焦点距離は7~21mm、35mmカメラに換算すると33~100mm相当となる3倍ズームレンズ。開放絞り値はF2.0~2.8で、クラス最高レベルの明るさだという。絞り羽根は5枚だが、ほぼ円形に近く、ぼけ味を活かした撮影が行なえるとしている。最短撮影距離は約30cm、マクロ撮影時で約6cm。2倍のデジタルズームも備えている(1024×768ピクセル時のみ)。

測光はTTL方式のマルチパターン、中央部重点、スポットの3つから選択でき、自動露出モードはプログラムと絞り優先、シャッター優先の3方式を搭載している。絞りはF2.0~8まで、シャッターは2~1/1000秒まで設定できる。撮影時は絞り値とシャッター速度が液晶ディスプレー上に表示され、自動露出が合わない時には両数値が赤く点滅する“AE露出警告”機能が新たに搭載された。
撮影時の感度設定をISO100相当から同500相当まで4段階で設定できたり、フラッシュの光量調節やピント、ホワイトバランスなどのマニュアル設定が可能になっている一方、ポートレート、風景、夜景といった被写体に適した設定を自動的に行なうモードも装備している。露出補正は+/-2EVまで1/3EVステップで可能。

動画撮影にも対応しており、320×240ピクセルの動画をAVI形式で最長約30秒まで記録できる。

裏面にプレビューボタンを独立して設け、撮影中でもワンボタンで画像を確認できるという(再生中は削除ボタンとして機能する)
裏面にプレビューボタンを独立して設け、撮影中でもワンボタンで画像を確認できるという(再生中は削除ボタンとして機能する)



撮影モニターには、“ハイパーアモルファスシリコンTFTカラー液晶”(同社が開発した高輝度、高精細な液晶パネル)を使用した1.8インチディスプレーを搭載し、実像式の光学ファインダーも備えた。記録メディアはコンパクトフラッシュのType IIにも対応しており、日本アイ・ビー・エム(株)のマイクロドライブを使用できる。340MBタイプの場合、2048×1536ピクセルのFINEモードで約245枚を記録できるとしている。

インターフェースはシリアルポートとビデオ出力(NTSC/PAL)のほか、USBを装備。同社製の付属ソフト『Photo Loader』(Windows 95/98/2000/NT 4.0、MacOS 8.5以降かMacOS 8.1)をパソコンにインストールし、オプションのUSB接続キット(4800円)に含まれる専用ケーブルでパソコンに接続すると、自動的にソフトが起動し、画像を取り込んでくれる。

電源は単3型アルカリ電池、同リチウム電池、同ニッケル水素充電池とリチウム電池パック(CR-V3P)×2に対応する。同梱されるのはアルカリ電池。連続撮影時の撮影可能枚数は、アルカリ電池で約420枚、リチウム電池パックで約1350枚としている。

サイズは幅134.5×奥行き57.5×高さ80.5mm、重さ約320g(電池含まず)

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