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オリンパス、334万画素CCD搭載デジタルカメラ『CAMEDIA C-3030ZOOM』と、131万画素CCD搭載の『CAMEDIA C-960ZOOM』を発表

2000年01月27日 00時00分更新

文● 編集部 小林伸也

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オリンパス光学工業(株)は、334万画素CCDと光学3倍ズーム搭載のデジタルカメラ『CAMEDIA C-3030ZOOM』と、131万画素CCDに光学3倍ズーム搭載の『CAMEDIA C-960ZOOM』を発表した。C-3030ZOOMは、ヒットモデル『C-2020ZOOM』の後継機ながら、同社デジタルカメラとしては初めて300万画素CCDを搭載。2048×1536ピクセル時で最大3.3コマ/秒の連写が可能になるなど、大幅な改良がほどこされている。C-960ZOOMは、日本語メニュー表示を採用するなど操作性の向上を図ったとしている。C-3030ZOOMは3月下旬発売で、価格は12万5000円。C-960ZOOMは3月上旬の発売で、価格はオープン。

『CAMEDIA C-3030ZOOM』

ハイアマチュアを意識してか、ボディカラーは初のオールブラックに。グリップを改良し、ホールディング性も高まっているという
ハイアマチュアを意識してか、ボディカラーは初のオールブラックに。グリップを改良し、ホールディング性も高まっているという



C-3030ZOOMが搭載するCCDは、1/1.8インチ正方の334万画素タイプで、補色フィルターを採用している。記録画素数は、“SHQ”“HQ”モード時で2048×1536ピクセル、“SQ1”モード時が1600×1200ピクセルか1280×960ピクセル、“SQ2”モード時が1024×768ピクセルか640×480ピクセルとなっている。画像ファイルはJPEGとTIFFの両形式に対応。撮影枚数は、同梱の8MBスマートメディアを使用した場合、SHQモードで約3枚、HQモードで約10枚、SQ1モードで約5~24枚、SQ2モードで約13~82枚となっている。感度はISOの100、200、400相当から設定できる。

レンズはレンズは焦点距離6.5~19.5mmの3倍ズームレンズ。焦点距離自体はC-2020ZOOMと変わらないが、CCDのサイズが大きくなったため、結果として広角寄りとなり、35mmカメラ換算で32~96mm相当となっている。開放絞り値はズーム全域でF2.8となり、C-2020ZOOMのF2.0~2.8と比べ、広角側で1段暗くなった。

おおむねC-2020ZOOMの特徴を受け継いでいるものの、撮影機能面で大幅な強化が行なわれた。

まず連写機能。バッファとして32MBのSDRAMを搭載し、最大記録画素である2048×1536ピクセル時を含む全モード(TIFFを除く)で毎秒3.3コマ、最大5コマまでの連写が可能となっている。通常撮影時でも約1秒で次の撮影が行なえるとしており、「データの大きな画像でも軽快な撮影が楽しめる」(同社)という。

またCAMEDIAシリーズ初の音声記録機能を搭載。内蔵マイクにより、WAVE形式での録音が可能になった。動画撮影時(MotionJPEG、8MBスマートメディアで160×120ピクセル時に95秒、同320×240ピクセル時で23秒)には同時録音、静止画には約4秒の音声を添付できる。

またオートフォーカス方式は、従来の中央重点コントラスト検出方式に、新開発の“iESP(Intelligent Electro Selective Pattern)オートフォーカス”が加わった。これはTTLにより画面中央部をエリア分割してコントラストの変化を検出、その結果を適宜判断することで、被写体の背景にピントが合ってしまう“中抜け”を防止し、メインの被写体に合焦するようになっているというもの。

さらに、3倍光学ズームと2.5倍デジタルズームを切り替えることなく、ズームボタンの操作でシームレスにズーミングできるようになった。同社のデジタルカメラ専用フラッシュ『FL-40』(5万円)用の外部フラッシュ接続端子を新たに装備し、別売りのブラケット(価格未定)と組み合わせ、さまざまなシンクロ撮影が可能になるという。インターフェースはシリアルに加え、USBを新たに装備し、オプションの接続キット(8000円)に同梱される専用ケーブルを使って、高速な画像転送を行なうことができるようになった。

同梱の電池は、C-2020ZOOMではニッケル水素充電池だったが、C-3030ZOOMではリチウム電池パック(CR-V3×2)に変更された。これにより1.5から2倍の撮影時間を確保できるようになったという。

そのほか、撮影機能面はC-2020ZOOMから受け継いでいる。露出モードはプログラム、絞り優先、シャッター優先とマニュアルが用意され、マニュアルフォーカス機能と併用すればフルマニュアルによる撮影にも対応する。1.8インチTFT液晶ディスプレー、AV出力端子(NTSC)を装備する。

サイズは幅109.5×奥行き66.4×高さ76.4mm、重さ300g(本体のみ)。

操作面を改良した『C-960ZOOM』

ボディデザインはほぼC-920ZOOMと同じだが、カラーがシャンパンゴールドからシルバーに変更された
ボディデザインはほぼC-920ZOOMと同じだが、カラーがシャンパンゴールドからシルバーに変更された



エントリー機種のC-960ZOOMは、前機種C-920ZOOMから大きな変更は加えられていない。1/2.7インチ131万画素CCDに補色フィルターを採用、レンズは焦点距離5.4~16.2mm(35mmカメラ換算で35~105mm相当)、F2.8~4.4の3倍ズームとなっている。

改良点としては、液晶ディスプレー上での機能設定メニューに日本語表示が追加された。また電源オフの後、再度オンにした時、前回の機能設定がそのまま保持される“OFFモード記憶設定機能”が加わり、使い勝手が向上している。撮影面では、C-3030ZOOMに搭載されている、画像のシャープネスをソフトとノーマルの2種類から選べる機能が加わった。またリチウム電池(CR-V3×2)の使用に対応し、使用電池はアルカリ(単3型)、ニカド充電池、ニッケル水素充電池と合わせ4種類となった。

記録画素数は1280×960ピクセル(SHQモード、HQモード)と640×480ピクセル(SQモード)で、JPEGとTIFFの2形式に対応する。撮影枚数は同梱の8MBスマートメディア使用時で、SHQモードでは約18枚、HQモードで約36枚、SQ高画質モードで約32枚、SQ標準モードで約122枚となっている。露出制御はプログラムオートと露出補正(+/-2EV)。2倍のデジタルズーム、3段階の感度設定(ISO125、250、500相当)も搭載している。

インターフェースはRS-232C端子とAV出力端子(NTSC)を装備した。サイズは幅127×奥行き53×高さ66.5mm、重さ270g(本体のみ)。実売予想価格は、C-920ZOOMと同じか、やや下回る見込みで、4万円台前半~5万円台前半になるとみられる。

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