日本テキサス・インスツルメンツ(株)の25日の発表によると、米テキサス・インスツルメンツ社は現地時間の24日、'99年度第4四半期('99年10~12月)ならびに、同会計年度('99年1~12月)の業績を発表した。第4四半期の売上は25億5400万ドル(約2707億2400万円)で、前年同期比20%増となり、純利益は4億3000万ドル(約455億8000万円)、1株当りの利益は51セント(約54円)となった。通期の売上は94億6800万ドル(約1兆36億800万円)で、前年同期比10%増となり、純利益は14億600万ドル(約1490億3600万円)、1株当りの利益は1ドル8セント(約178円)となった。なお、1株当りの利益には'99年8月16日に行なった株式分割を反映している。
同社は黒字業績になった理由として、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)およびアナログ関連ビジネスが好調で、ともにワイヤレス通信機器関連製品の売上が好調だったことをあげている。
