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ハイパーコア、Debianをプリインストールしたオリジナルワークステーションを発売

1999年08月16日 00時00分更新

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 Debian GNU/LinuxのCD-ROM有償配布などを行なっている独立系ソフトウェアハウスの(有)ハイパーコアは、Debian GNU/Linux 2.1をプリインストールしたオリジナルPCワークステーション「DINGO Model 1」を発売する。同社Webページで23日から販売受け付けを開始する。

DINGO Model 1

 「DINGO Model 1」のスペックは、CPUがPentium III-500MHz、512KBの2次キャッシュ、128MBのメモリ、4.5GBのハードディスク(Debian GNU/Linuxバイナリパッケージコピー済み)、ネットワークカードにIntel PRO/100+を搭載。またケースには、スチール製ではなく、冷却性の高いアルミ製のミドルタワーケースを使用している。

 同社では、ユーザーからの要望に応じてアプリケーションの設定などにも応じている。価格は、設定費用、送料込みで44万8000円、インストールのみの最小設定(デバイスドライバのモジュール設定、タイムゾーン設定、ネットワーク設定)で39万8000円。

 現在はDebianのみの採用となっているが、サポート体制が整い次第、ほかのディストリビューションも検討していきたいとしている。また、今回発売する製品は限定3台となっているが、購入希望者が多数の場合は若干の台数追加も検討しているという。

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