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HP、Linuxベースのワークステーション『HP VISUALIZE』2機種を発売

1999年06月25日 00時00分更新

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米Hewlett-Packard社は21日、Linuxに対応した3次元グラフィックス処理向けUNIXワークステーション『HP VISUALIZE』を発売することを発表した。出荷は第3四半期の予定。

発売されるのは、CPUにPentium III-450MHzを搭載した『HP VISUALIZE PL450』とPentium III Xeon-550MHzを搭載した『同 XL550』の2製品。対応ディストリビューションは、Red Hat Linux。

構成は、『HP VISUALIZE PL450』、『同 XL550』の両製品ともメモリーが128MB(ECC対応SDRAM)、HDDが9GB(Ultra Wide SCSI)で、グラフィックスアクセラレーターにELSA GLoria Synergy+を搭載している。価格は『HP VISUALIZE PL450』が3300ドル(約40万円)、『同 XL550』が4525ドル(約55万円)。

米Avant!社、米Mentor Graphics社、米Synopsys社のシステムLSIの開発・設計に必要なEDA(Electronic Design Automation)ツールなどを使用する際に、パフォーマンスが得られるという。

なお、日本ヒューレット・パッカード(株)によれば、日本での同様の予定はないとしている。

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