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WebでもVRが当たり前になる? WebVR API 1.0ドラフトを3分にまとめてみた

2016年04月13日 02時50分更新

文●Elio Qoshi

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Webの世界でもVRを実現しようという動きが着々と進んでいます。Web制作者も最新動向をチェックしておいたほうがよさそうです。

数年前に「Oculus Rift」が登場して以来、デジタルコンテンツの楽しみ方にはさまざまな新しい可能性が開かれ、VRは大きな進展を遂げてきました。使い道が曖昧だったにもかかわらず、世間の注目を集めることに成功し、ついにはFacebookに20億ドルで買収される結果となりました。その期待は引き続き大きく、2020年までにはこれまでの2D体験を脇へ追いやってしまうと予想されています。

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オープンでフリーなWeb世界を提唱するモジラは、積極的にWebVRの活路を見出そうとしてきました。そうした模索のなかでMozVR プロジェクトが立ち上がり、今ではGoogle ChromeチームのBrandon JonesとともにWebVRの主要な貢献者として位置づけられています。彼らは先日チームを結成し、WebVR APIのバージョン1.0の提案を発表しました。これはバーチャルリアリティにとって未来への大きな第一歩です。さっそく、その内容を見ていきましょう。

注釈:SitePointに所属するライターのPatrick Catanzaritiが去年、「WebVR and how to get started(WebVRとその始め方)」という記事を書きました。まだ読んでいない人は、こちらもぜひチェックしてみてください。

改善点

モジラ開発者のブログに、アップデートされたAPIの具体的な改善点の詳細が書かれていました。以下、その要点をまとめます。

  • VR特有のデバイスレンダリングとディスプレイへの対応
  • WebVRページ間のリンクの移動
  • 6DoFモーションコントローラーを含むVR入力のハンドリングスキーム
  • 座った状態と立った状態の両方の体験への対応
  • デスクトップとモバイル両方への適合

APIドラフトの変更点と詳細を知りたい人はリンクをチェックしてみてください(特に、過去にVRに苦戦したことがある人におすすめです)。

今後の展開

バージョン1.0のAPIは、今年の夏までにFirefox Nightly版で公開される予定です。

three.jsとWebVR Polyfillはどちらも、最新のAPIをサポートするためのプルリクエストを受け付けているので、リクエストしてもよいでしょう。議論に参加したい場合、サポートされているプラットフォームに関する更新ステータスは、iswebvrready.orgかBugzilla(Mozillaのバグトラッカー)で確認できます。最後に重要なことですが、「Mozilla Developer Network on everything WebVR(WebVRのすべてに関わるMozilla開発者ネットワーク)」には、随時アップデートされる資料もありますよ。

いかがでしたか? このサイトでは最新のVRテクノロジーの情報を今後も発信していきますので、引き続き要チェックを。また、ぜひその間、MozVRのデモも試してみてください。

(原文:Quick Read: The WebVR 1.0 API Draft Proposal

[翻訳:wasabi
[編集:Livit

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