このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

FXのシステムトレードをExcelでしよう!

2009年03月11日 08時00分更新

文● 杉本貴秀

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

世界中の投資手法があなたのものに

 世界には検証済みで優位性の高い完成されたシステムが既に数多く存在しています。

 それらのシステムを使って運用することで、プロのトレーダーと同じ手法で売買することが可能になっています。

 これも決まった売買ルールで行なうからこそできる「システムトレード」の大きな特徴といえましょう。

 Futures Truthはトレードシステムをランキング付けする米国の機関です。世界30カ国以上に隔月で雑誌として発刊され、多くのシステムトレーダーが注目しています。

Futures Truth掲載の、リターン率ランキング

Futures Truthのランキング

Futures Truth Caesar225資産曲線

杉本氏が開発した自動売買システム「Caesar225 mini」の運用実績。このときは、半年で64%のリターンを叩き出したという

 これらのトレードシステムは各システムのプロバイダー(提供者・販売業者など)にコンタクトを取ることで使用することができます。

 また別の機会にこのあたりの事情も詳しくお伝えできたらなと思います。

システムトレードを体験する

 システムトレードをする際は、売買シグナルをコンピュータを用いることで確認するのが通常です。

システムトレードの様子

様々なシステムトレードソフト

 さて、ここまでシステムトレードに関するお話をさせて頂きましたが、最終的に、システムトレードを実行する判断を下すのは自分自身です。

 使用しているシステム通りの執行を行なっている場合でも、一時的な資産の減少はあります。そのようなとき、システムに疑問を持ち、売買ルールを無視すれば、その時点で裁量トレードとなってしまいます。

 システムトレードを行なう上では「感情のコントロール」この部分こそが最も難しい要素だと我々は考えています。では、どうすればよいのか?

 その辺りの詳しいお話は、次回にお伝えしたいと思っています。今回は紙幅が尽きてしまいましたので、残念ながらここまでとします

<次回予告>

~投資スタイルの最高峰 完全自動売買とは?~を中心にお話します。

著者紹介:杉本貴秀

日経225の自動売買ソフトウェアの提供を行なう、株式会社IDEA Trust取締役。

ひまわり証券にて、システムトレードに関するセミナー講師を担当する。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中