「ターゲットポインタ」でさらに使いやすく
また、ノートタイプのLui RNでは、リモートスクリーン操作時に「ターゲットポインタ」と呼ばれる機能も新たに搭載されている。(従来からのLuiユーザーは無償アップデートで使用可能)
従来、PCリモーター側に表示されるマウスカーソルは、あくまでサーバPC側のものだった。そのため、回線速度が遅くなると操作してからカーソルが動くまでにタイムラグが発生し、ややイライラさせられることがあったのだ。それが今回、PCリモーター側のカーソルである「ターゲットポインタ」と、従来のサーバPC側のマウスカーソルの2つが表示されるようになった。
ターゲットポインタをマウスカーソルが追ってくる形になるため、操作がしやすいのである。また、スティック型ポインタの感度を5段階まで調整できるようになったことも嬉しい。
なお、ポケットタイプのLui RPではターゲットポインタは利用できないが、代わりに「カーソルスティック」を巧く活用すれば気持ちのいいウインドウ操作が可能だ。
「部分表示モード」の状態でカーソルスティックを押し込むと、PCリモーターの画面からはみ出しているウインドウがディスプレーの画面内にぴったりと収まる。今までこの操作をするにはディスプレーをスライドさせ、キーボードから操作する必要があった。だが、この機能を使えばキーボードを収めたままでも快適にアプリケーションを使用することが出来る。
公衆無線LANの自動ログイン/ログアウトに対応
Luiはもちろんイー・モバイルだけではなく、公衆無線LAN経由でも利用できる。便利なのは主要な公衆無線LANサービスの自動ログイン/ログアウトに対応していること。あらかじめIDとパスワードを登録しておけば、接続時のIDとパスワードの入力が不要になる。
フレッツ・スポット(NTT東日本、NTT西日本)、ホットスポット、BBモバイルポイント、Mzone、livedoor Wireless、FREESPOTでの自動ログイン/ログアウトに対応している。複数の接続プロファイルを登録しておき、優先順位を付けて自動接続させると便利だろう。