セットアップは意外と簡単
それではさっそくPCリモーターサーバボードをPCに組み込んでみることにしよう。まずはPCのサイドパネルを開けて、PCIスロットにPCリモーターサーバボードをセット。次に、付属のマルチケーブルをPCリモーターサーバボードに接続する。
ディスプレーやサウンド出力などのケーブルは1本にまとめられているのでごちゃごちゃにならないのがうれしい。接続先を記載したタグが取り付けられているので、初心者でも戸惑わずにセッティング出来るだろう。
意外と忘れがちなのは、PCリモーターサーバボードのLAN端子にもLANケーブルを接続しておくことだ。PCリモーターサーバボードは、その名の通りサーバーとして動作するため、パソコン本体のLANとは別のIPアドレスが割り当てられるのである。
つづいて付属のCD-ROMからインストーラーを起動し、SMTP/POPサーバーなどの情報を入力する。リモートデスクトップを利用するため、システムのプロパティから「OSのリモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可」にチェックを入れておこう。PCリモーター側の初期設定を終えたら準備は完了だ。