オリンパスイメージングは13日、防水・耐衝撃・耐低温に優れたコンパクトデジタルカメラ「μ TOUGH-8000」と「μ TOUGH-6000」を発表した。
よりタフになった「μ TOUGH-8000」
μ TOUGH-8000は、2008年8月に発売された同社防水デジカメ「μ 1050SW」の後継機種(関連記事)。従来に比べて、防水性能が水深3m→10mへ、耐落下衝撃性能が1.5m→2mへアップ。- 10℃までの低温動作保証にも対応し、水中や雪山などのアウトドア環境でも、より安心な撮影が可能となった。
従来機で好評だった、本体をタップするとシャッターが切れる「タップコントロール機能」を引き続き搭載。さらに、CCDシフト式手ぶれ補正機能が追加されたほか、「水中検知センサー」が搭載された。これは水中撮影をサポートするもので、カメラを水中で使用すると、自動的に液晶の明るさを調整したり、水中撮影用のシーンモードを優先的に表示する。
1/2.33型の撮像素子は有効1020万画素→有効1200万画素に向上。レンズは38~114mm相当の光学3倍ズーム→28~102mm相当の光学3.6倍ズームへと、広角撮影が強化された。
本体サイズは幅95×高さ61.7×奥行き21.5mm、重さは182g。価格はオープン。予想実売価格は4万円台後半。発売は2月5日予定。
カラバリ豊富な「μ TOUGH-6000」
下位モデルのμ TOUGH-6000は、水深3mまでの防水性、高さ1.5mまでの耐衝撃性、- 10℃までの低温動作保証を備える。カラフルなデザインが特徴で、イエロー、ホワイト、ブルー、オレンジの4色のカラーバリエーションを用意する。
撮像素子は1/2.3型有効1000万画素、レンズは28~102mm相当の光学3.6倍ズーム。CCDシフト式手ぶれ補正機能も搭載する。
本体サイズは幅95.3×高さ63.4×奥行き22.4mm、重さは149g。価格はオープン。予想実売価格は3万円台後半。発売は1月29日予定。
