水深3mで動作する防水性能に、1.5mからの耐落下衝撃性能、-10度の耐低温性能が特徴のオリンパス「μ TOUGH-6000」。その後継機種となる「μ TOUGH-6010」が発表された。7月下旬発売で予想実売価格は3万5000円前後。
新機種では、撮影画像に対して「ポップ」「フィッシュアイ」「ピンホール」「スケッチ」という4つの画像処理を行なえる「マジックフィルター」機能を搭載。
これは同社「E-30」や「E-620」などに搭載されている「アートフィルター」の簡易版で、線画で写生したような絵(スケッチ)や魚眼レンズで撮影したような画像(フィッシュアイ)などを楽しめる。
また、パソコンとUSBで接続することで充電できる機能も搭載された。そのほか、撮像素子(CCDセンサー)が有効1000万画素から1200万画素にアップしている。
そのほかの仕様はμ TOUGH-6000と同じで、広角28mmの光学3.6倍ズームレンズを搭載。内蔵メモリーは45MBで、そのほかにxD-ピクチャーカード(2GBまで)に画像を保存できる(同梱のアタッチメントによりmicroSD/microSDHCへの記録も可能)。
モニターは2.7型の「ハイパークリスタルIII」液晶を搭載。視野角が広く、明るいのが特徴で、光の反射や傷、水から液晶を守る「トリプル・コーティング」が施されている。本体サイズは幅95.3×奥行き22.4×高さ63.4mm、重量は149g。