サッカーゲームと言えば、真っ先に思い浮かべるのはKONAMIの「ウイニングイレブン」シリーズという人が多いだろう。しかし最近、メキメキと進化しているサッカーゲームがあるのをご存じだろうか? それがエレクトロニック・アーツの「FIFA 09 ワールドクラス サッカー」(以下、FIFA09)なのである! ASCII.jpでは、今回より数回に分けてFIFA09のアピールポイントについて紹介していく。この連載を読み終えたころには、サッカーゲームと言えば「ウイニングイレブン」シリーズと「FIFA」シリーズ、というようになっているはずだ。
FIFA09のココがスゴイ!
10人対10人のオンライン対戦ができちゃう!
FIFA09は、Wii、PS3、Xbox 360、PS2、PSPといった各ハードで発売されているマルチプラットフォームタイトルなのだが、PS3とXbox 360版ではなんと、ゴールキーパーを除いたグラウンド上の選手20人全員をインターネットを介して、それぞれ担当することができる。PC向けでは11人全員を担当できるサッカーゲームは存在したが、コンシューマー向けとしては初なのである。
前作「FIFA08」でも5人対5人でのオンライン対戦には対応していたが、20人対戦でのインパクトは絶大。実際にオンラインプレイをしてみなければ分からないところであるが、人が集まってきたときのワクワク感は異常なのだ。この状況を一言で表わすとすれば、「小学校のグラウンドでの放課後のサッカー」であろうか。慣れないうちはついついボールに向かっていってしまい、いわゆる「ワーワーサッカー」になることだろう。
なお、本日発売されたばかりの「FIFA09」(Xbox 360版)にて、12人でのオンライン対戦を試してみたところ、1人を除いて日本人が参加していた。自分以外が全員外国人で全くコンタクトが取れない、という状況はしばらくなさそうだ。
ちなみに筆者の初オンライン対戦時では、後半終了間際に痛恨のPKを与えてしまい同点にされた挙げ句に一発退場という、リアルでヘコむ状況を作ってしまった。あのとき同じチームだったみなさん、非常に申し訳ない。
というわけでこういう状況になったときにすぐに謝れるように、ボイスチャットの導入をオススメする。いや、それだけではなくて、チームメイトとのコンタクトや戦術の浸透には、ボイスチャットによる意思疎通が欠かせないのだ。グラウンドでは「ヘイヘイ」と手を上げているのにまったくボールが回ってこない、そんな悲しいとき~な状況を打破するためにも、積極的にボイスチャットを使ってみよう(夜中は家族に怒られないように注意!)。
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