「Leopard」と言って、Macユーザーがまず最初に思い浮かべるのが「Mac OS X 10.5」だろう。4日、そのLeopardと同じ名前を冠する、ワークチェアのコンセプトモデルが公開された。
何がスゴいかと言えば、ロボット技術をベースに作られているという点。いわば次世代ワークチェアなのだ。
沖電気工業は、人間らしい跳躍・着地を再現するロボットの足「ロボットレッグ」を開発している。このロボットレッグの技術のうち、大腿~股関節あたりの筋肉の構造を応用して、シーティングの座面~背もたれにかけて配置したとのこと。目指したのは「子どもが親に抱きかかえられるような座り心地」だ。
Macを仕事で使っている人なら、長時間の座り作業が多いはず。アップルは、今年6月に開かれたWWDC(アップルの世界開発者会議)にて、次期Mac OS X「Snow Leopard」を約1年後に出荷すると発表している(関連記事)。少しでも快適なワークチェアをほしいと考えている人なら、Snow Leopardを手に入れる前に、このLeopardにも注目してみてはいかがだろう。