ネットジャパン、「Google Chrome」のベースとなったブラウザーをOS Xで動作させる「CrossOver Chromium」を無償配布
MacだってGoogle Chromeしたい!
2008年10月31日 19時05分更新
(株)ネットジャパンは30日、米グーグル社のウェブブラウザー「Google Chrome」のもととなったオープンソースのウェブブラウザー「Chromium」を、OS Xで動作可能にする「CrossOver Chromium」の無償配布を開始した。同社ウェブサイトからダウンロードできる。
「CrossOver Chromium」は、Windows向けにプログラムが組まれた「Chromium」を、同社が販売するWindows互換レイヤーソフト「CrossOver Mac」の技術を活用してOS Xで動作可能にしたもの。両機能はパッケージングされており、ひとつのウェブブラウザーソフトのように使用できるのが特徴だ。
対応システムはMac OS X 10.4.4以上。対応マシンはインテルCPUを搭載したMac。
なお、今回の無償配布は、「CrossOver Mac」および、その基盤技術となる「Wine」の有用性をより多くの人に体験してもらうことを目的としたもの。同社は今後、「CrossOver Chromium」のようにWindows向けの特定ソフトに特化したサービスを展開するとしている。