さまざまな種類のりんごの紹介と、料理研究家の松長絵菜さんによるおいしいりんごのレシピを紹介する「MacPeople」の連載「TABLE~りんごの食卓~」。この「りんごリポート」では、担当編集者が連載の裏話やりんごに関する情報をお届けします。
第4回目の今回は、めずらしいりんごとカレーについての話です。
まずは先日、りんご探しや手配で協力いただいているカロリアジャパンの担当者さんから、めずらしいりんごが届いたのでご紹介します。
この手のひらサイズの小さなりんごは「バージニアクラブ」という品種。その名前の通り、米国バージニア州が原産の古い品種で、重さは50g程度。りんご酒にすると独特の辛口に仕上がる品種なのだそうですが、生で食べてもしゃきしゃきとした歯触りの美味しい果実でした。
さて、11月号で紹介しているのは、「ジョナゴールド」を使った料理「カレーライス」。
松長さんの「カレーライス」は、すりおろしたジョナゴールドをまるごと1個使って、じっくり煮込むレシピです。材料にもたくさんのスパイスが登場しています。
そのスパイスのひとつに「香菜の根」があります。「香菜」は「シャンツァイ」と読みますが、コリアンダーやパクチーと言ったほうがピンと来る人が多いかもしれません。アジア圏の料理でよく目にする、独特の風味を持った「香菜」が、どんな風に欧風カレーに生かされているのか!? ぜひ、レシピをチェックしてください。
本連載は、青森りんごの直送サービスなど美味しいりんごを届けてくれる「津軽りんご園直販サイト」を運営する(株)カロリアジャパンにご協力いただいています。同サイトでは、りんご果汁とお米を同時に発酵させたまったく新しい味のお酒「りんごの絵日記」も取り扱っています。
今月のりんご
じょなごーるど【ジョナゴールド】
[成熟期]10月中旬 [サイズ]300〜400g前後 [果形]円形で豊満 [果皮]ぴかぴか光橙紅色 [親]ゴールデンデリシャス×紅玉 [解説]りんごの果実がぴかぴか光のは、りんごが熟した食べごろのしるし。農薬やワックスではなく、りんごが分泌したろう成分によるもの。今回紹介するジョナゴールドも、ろう成分で光る果実がよく見られる米国生まれの品種。甘味と酸味のバランスが取れており多重で口当たりがいいのが特徴。10月下旬以降が食べごろ
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