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りんごリポート 第3回

MacPeople誌「TABLE~食卓のりんご~」連動企画

りんごの種類と陸奥、オリーブオイル焼きの話

2008年09月04日 17時42分更新

文● MacPeople編集部

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陸奥といえばルビー色のりんごが一般的ですが、緑色の「サン陸奥」、真っ白な「シルバー陸奥」といったバリエーションがあります

 さまざまな種類のりんご紹介と、料理研究家の松長絵菜さんによるおいしいりんごレシピを紹介する「MacPeople」の連載「TABLE~りんごの食卓~」。この「りんごリポート」では、担当編集者が連載の裏話やりんごに関する情報をお届けします。

 第3回は、りんごの種類陸奥りんごのオリーブオイル焼きについて。

 りんごは、同じ品種でもその育成方法ーー袋をかける時期や期間などによって色や味が異なるものを作ることができます。これは、「低温」と「強い光」という条件下で赤い色素が、「暖かい温度」と「明るい光」では青緑色と黄色の色素が形成されるというりんごの特徴をうまく利用した、芸の細かい日本独特の育成方法です。

 今回紹介する「陸奥」を例にして、そのバリエーションの広さを紹介しましょう。

 袋をまったくかけず、最初から十分に光を当てて葉緑体を十分に発達させたのが緑色の「サン陸奥」。 


 袋を二重または三重にして遮光し白い果実を作り、収穫の30日ほど前(9月下旬~10月上旬)に袋を取って強い直射日光に数日さらしてきれいなルビー色に育てたものが、おなじみの赤い陸奥です。

 光を透過しない袋をかぶせたまま樹上で成熟させて収穫した白い果実が「シルバー陸奥」。ただし、このシルバー陸奥は、保管しておくと次第に鮮やかな黄色に変化していきます。

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撮影時に写真のフレーミングなどをチェックするポラ(インスタント写真)には、フィルム撮影の写真とは異なる独特の風合いがあります。連載の写真は公文美和カメラマンが担当しています


 さて、10月号で紹介しているのは、赤い「陸奥」を使った料理「バーベキューチキン」。丸ごとすり下ろしたりんごによるなつかしくて甘い風味が効いたレシピです。

 今回の注目ポイントは、チキンに添えるりんごの輪切りです。ほんのひと手間、フライパンでオリーブオイルとともに焼いただけというシンプルさながら、料理をぐんと華やかにしてくれます。

 りんご料理といえば、焼きりんごやアップルパイなど、砂糖をたっぷり使った甘いお菓子を想像しがちですが、お肉の付け合わせにもぴったりの、りんごそのもののおいしさを楽しめるお勧めの一品です。ぜひ、挑戦してみてください。

 本連載は、青森りんごの直送サービスなどおいしいりんごを届けてくれる「津軽りんご園直販サイト」を運営する(株)カロリアジャパンにご協力をいただいています。りんごジュース「アプリーナ」やりんごのお酒「りんごの絵日記」なども販売する同社では、本当においしい旬のりんご──現在は「未希ライフ」や「きおう」などの早生りんごを販売/予約受付中です。ぜひ、チェックしてみてください。


今月のりんご

むつ【陸奥】
[成熟期]10月中旬 [サイズ]430g前後、1kgを超すものもある [果形]長円形 [果皮]淡紅色、きれいなルビー色 [親]ゴールデンデリシャス×印度 [解説]陸奥には、見た目や味のことなる、さまざまなバリエーションがあり、きれいなルビー色に育つ「陸奥」のほか、緑色をした「サン陸奥」、白色の「シルバー陸奥」などがある。今回紹介する代表的な赤い陸奥は、果汁が多く穏やかなよい香りがする。病気に強く、保存が利く点も魅力的だ



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