MGシリーズのザクVer2.0のフレームをベースとした「MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用高機動型ザク」が発売された。
アニメシリーズしか見ていない人には、ジョニー・ライデンという名前は聞いたことが無いかもしれないが、バンダイと講談社のコラボレーション企画“モビルスーツバリエーション”で登場した、ジオン軍の少佐として幾多の戦場を駆け抜け、ジオン公国軍の記録では、シャア・アズナブル以上の戦績が記録されているエースパイロットだ。
彼の搭乗したMS「MS-06R 高機動型ザクII」は、ファーストガンダムの本編には登場しないモデルで、シャアと同じく真っ赤に塗装が施されている。機体もMS-06F ザクII(宇宙用)をベースに手が加えられており、宇宙空間の機動性向上を目指し、脚部にスラスターが追加されている。そのため、上半身のみを見るとザクIIの指揮官用のモデルと大きな差を感じないのだが、下半身まで含めるとその形状は大きく変わっている。
秋葉原のショップでは、MGシリーズということでサンプル展示は行なわれていなかった。ショップスタッフは「(ジョニー・ライデン少佐は)本編に登場しないキャラクターのなかでは知名度は高いのですが……。本製品は購買層としてはマニア度の高い人が購入するのでは、と思います」と話していた。
また、この日発売されたガンプラには、6月に発売されたHGシリーズ「サーシェス専用AEUイナクトカスタム」(通称アグリッサ型)のカラーチェンジ版となるHG「サーシェス専用AEUイナクトカスタム(モラリア型)」が登場。こちらのモデルもサンプルの展示は行なわれていなかった。
ショップ店員からは「先に発売されているアグリッサ型よりも、今回発売されたモラリア型のほうが視聴者には認知されているはずです。一応今回のモデルでイナクトシリーズは全て出揃ったので、まとめ買いをしてくれる人がいるかもしれませんね」と話していた
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