拡張性と静音性を両立したVALUESTAR R Luiモデル マイクロタワータイプ

同期不要、重いアプリや動画もOK！ ―新型Luiが買いの理由

ファームウェアの進化で接続ラクラク、セキュリティも万全に

　PCリモーターは春の発売以降、ファームウェアが何度かバージョンアップされている。安定性や性能が向上するだけでなく、機能も強化されているのだ。

最新ファームウェアでは、BBモバイルポイントとホットスポット、それにフレッツ・スポットの自動接続をサポートしている

　そのひとつが、公衆無線LANへの自動接続機能。これまではウェブ画面にIDやパスワードを手で入力する必要があったが、自動接続を有効にすれば、接続用パスワードを入力するだけで自動的に接続してくれるようになったのだ。

　7月下旬に公開された最新のファームウェア（バージョン1.24）では、公衆無線LANサービス「ホットスポット」「フレッツ・スポット」への自動接続をサポートした。また、公衆無線LANについては、WEPキーの情報をあらかじめプリセットした状態でいくつかのサービス用の設定が用意されている。よりカンタンにインターネットに接続できるようになっている。

　またソフトバンクテレコムの公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」への自動接続もサポートされている。BBモバイルポイントとホットスポットという2大公衆無線LANサービスでの使い勝手が大きく向上している。

サーバー側ソフトも改善

　またサーバーPC側のソフトである「PCリモーターサーバーソフト」もアップデートされ、バージョン1.0.0.7になっている（VALUESTAR R Lui マイクロタワーにはあらかじめ最新バージョンがインストールされているためアップデートは不要）。

最新のPCリモーターサーバーソフトには、PCリモーターサーバーボード初期化ツールが追加されており、他人に譲渡する際にも安心だ

　バージョン1.0.0.7では、リモート接続用ソフト「セーフコネクト」の接続性が改善されているほか、PCリモーターサーバーボード上に登録したメールアドレスなどの情報を削除するための「PCリモーターサーバーボード初期化ツール」が追加された。

　サーバーPCを誰かに譲渡、あるいは廃棄するとき、気になるのはやはり、サーバーボード経由で入力した個人情報。登録された情報をワンタッチで全て消去できるので安心だ。