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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第67回

子猫の「かふか」――おもちゃ相手に大暴れ

2008年09月04日 14時59分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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テレビに反応するかふか

液晶テレビなのでちょっと不安はあるけれども、面白いので放置してます(2008年8月撮影 ニコン「D300」)

 かふかは野良猫である。捕獲してくれたおばあさんによると、捕まえた時点で生後3ヵ月くらいだったそうな。野良だった時期の方が長いわけで、まだ人が近づくと逃げる。ちょっと残念。

 そのおばあさんを訪問し、かふかの写真をプレゼントしつつ見つけた場所を尋ねると、現地まで連れて行ってくれることに。

 「この辺で子供を産んでたのよ。あ、ほら、あそこにいるのが母猫よ」と指さす方を見ると、古びた洗濯機の上にちょこんと座ってる猫がいるではないか。とっさにそのとき持っていたコンパクトデジカメで撮影。

かふかの母親

洗濯機の上にいたかふかの母親。逃げないよう、ちょっと遠くからこっそり撮影(2008年8月 フジフィルム「FinePix F60fd」)

 模様や肉球の色はかふかとは違うけれども、耳がでかいところが似てる。かふかの色は父猫似らしい。父猫の方は残念ながら見つからなかった。

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