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デル初の1kgノートは45nm超低電圧CPU搭載! 新Latitude発表

2008年09月02日 23時10分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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パフォーマンス重視のモバイルノート
Latitude E6400、E6500

Dell Latitude E6400

「Dell Latitude E6400」。デザインはE4000シリーズと似ている。14.1インチワイド液晶ディスプレーを搭載しつつ、重さも2kg以内に抑えている

 E6000シリーズは、14.1インチワイド液晶ディスプレーモデルの「Dell Latitude E6400」と、15.4インチワイド液晶ディスプレーモデル「Dell Latitude E6500」の2製品がラインアップされている。

 E6000シリーズは、優れた性能を携帯するノートとしてはギリギリの重さに収めた「パフォーマンスモバイル」ノートとなっている。E6400は1.95kg(最小重量)、E6500は15.4インチ級のディスプレーを搭載しながら2.34kgと、同級機では比較的軽量となっている。

 両機種ともCPUに最高でCore 2 Duo T9600(2.80GHz)を搭載可能なほか、グラフィックス機能(GPU)としてIntel GM45 Expressチップセット内蔵機能だけでなく、NVIDIA Quadro NVS 160M(ビデオメモリー256MB)を選択できる。E4000シリーズ同様、リモート管理規格「Intel AMT」をサポートしている。

 バッテリー駆動時間の長さも特徴のひとつ。E6400の場合、4セル/6セル/9セルと3種類のバッテリーを装着できるほか、本体裏面に装着する12セルの大型バッテリー「バッテリスライス」を装着できるようになっている。9セルバッテリーとバッテリスライスを装着すると、バッテリー駆動時間は約19時間という長時間駆動が可能になるとしている。

 また、旅客機内のように暗い環境でも快適に作業できるように、キーボード裏にバックライトが搭載されるのも珍しい特徴だ。バックライトをオンにすると、キーの隙間から明かりが漏れるように明るくなる。

E6400は「バックライトキーボード」を搭載する

E6400は「バックライトキーボード」を搭載する。周囲が明るいため分かりにくいが、キーの隙間が白く光っている

 Latitude E6400、E6500はすでに販売を開始している。価格はE6400が20万8950円から、E6500は18万5850円からとなっている。主な仕様は以下のとおり。また、振動やほこりに対する耐久性の高い「Dell Latitude E6400 ATG」も発表されている。

Dell Latitude E6400 ATG

「Dell Latitude E6400 ATG」のバックパネルは、強度を高めるように波打った形状をしている

Dell Latitude E6400 の主なスペック
CPU Core 2 Duo T9600(2.80GHz)など
メモリー DDR2-800 最大8GB
グラフィックス NVIDIA Quadro NVS 160M、またはIntel GM45 Expressチップセット内蔵
ディスプレー 14.1インチワイド 1440×900、または1280×800ドット
ストレージ SSD 64GB、HDD 120~250GB
光学ドライブ DVD±RWドライブなど
無線通信機能 IEEE 802.11a/b/g/n(Draft 2.0)など内蔵可能、Bluetooth 2.1(オプション)
サイズ 幅335.0×奥行き238.3×高さ31.0mm(最薄部25.4mm)
重量 約1.95kg
バッテリー駆動時間 非公開(最大19時間)
OS Windows Vista Home Basic、Business(32/64bit)、Ultimate、Windows XP Professional(ダウングレードによる)
価格 20万8950円から
Dell Latitude E6500 の主なスペック
ディスプレー 15.4インチワイド 1920×1200、1440×900、または1280×800ドット
サイズ 幅358.0×奥行き257.0×高さ33.3mm(最薄部27.4mm)
重量 約2.34kg
バッテリー駆動時間 非公開
価格 18万5850円から
それ以外の主な仕様はE6400と同等

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