ここが変わったWindows Vista 100連発! 第91回
ここが変わったWindows Vista 100連発!
暗号化ファイルもバックアップできるように
2008年08月01日 11時00分更新
「ファイルのバックアップ」機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。
「暗号化ファイルシステム」(EFS)機能はBusiness、Enterprise、Ultimateでお使いいただけます。
Windows Vistaには「ファイルのバックアップ」と呼ぶユーザーファイルのバックアップ機能があった(関連記事)。しかし、SP1導入前のこの機能では、EFS機能で暗号化されたファイルをバックアップすることができなかった(一見バックアップできたように錯覚するが、実際にはされていない)。
Windows Vista SP1の同機能では、EFSで暗号化したファイルもバックアップできるようになった。EFS暗号化の有効・無効にかかわらず、バックアップしたいファイルの種類が「ファイルのバックアップ」で指定されていれば、自動的に保存される。
復元作業も通常のファイルと同じで、暗号化の有無を気にする必要はない。復元してもEFS暗号化は有効のままなので、ほかのアカウントのユーザーがアクセスすることはできない。
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