筆者の電卓コレクション
リアルフリートがプロデュースする「amadana」は、どちらかと言えば若年層の人気を集めるブランドだ。
プロダクトデザインに興味ある人間なら、どこかで名前を聞いたことのある有名デザイナーが手掛けた製品を扱っている。外観デザインに重心を置き、かつコストを抑えたプロダクトは、明らかに衝動買い向きの製品と言える。
しかし厳しい意見かもしれないが、amadana製品について個人的には、バング&オルフセン(B&O)やブラウンのように、長く使って2050年になっても生き残るデザインかどうかは疑わしいと考えていた。
過去に触ったプロダクトは……
筆者は、過去、同社初の電卓や、キューブ型のコンパクトオーディオを初めて見た日に衝動買いしたが、いずれも見栄えよりはるかに劣る品質やパフォーマンスが気にかかった。
最近は改善されたようだが、初期の電卓は不必要なほど多機能なくせに、人の指先に触れる製品とは思えないほどキー入力が不安定で、決して長く使えるプロダクトではないと思った。キューブ型のオーディオは音質そのものが疑問だった。
ともに安価で外観デザインこそ「今風」ではあったが、決してブラウンの電卓や、ボーズのオーディオ機器には比べるべくもないと感じたのだ。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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