低価格&軽量コンパクトで知られる工人舎のノートパソコンに、新たなラインナップ「KOHJINSHA SC」シリーズが登場した。SCシリーズは、幅189mm×奥行き155mm×高さ33mmとA5サイズ以下の超コンパクトサイズと、インテルのモバイルデバイス向け最 新CPU Atomを搭載するのが特徴だ。
スペック面で注目の点は以下の通り。
- 低消費電力版のAtom Z520(1.33GHz)搭載
- タッチパネル付き7インチワイド(1024×600ドット)液晶ディスプレー
- 重量798g
- 約3.2時間のバッテリー駆動時間
- 価格は8万9800円から
今回のSCシリーズは「携帯性をギリギリまで高めつつも、スペック面でも妥協をしなかった」という、工人舎の意欲作。ライバル機のEeePCより小型軽量な作りでありながら、ディスプレー解像度は1024×600ドット、CPUはAtom Z520(1.33GHz)、1GBメモリー、60GB HDDを搭載する。この価格帯でワンセグチューナーを搭載するのも注目だ。光学式ドライブは非搭載で、OSはWindows Vista Home Premium。
無線機能はIEEE 802.11 b/gを搭載。この手のミニノートとしては珍しく、ExpressCard/34スロットを装備するので、屋外ではイー・モバイルなどのデータ通信カードも使用できる。このほかのインターフェースとして、3in1メディアカードスロット(SDメモリーカード/MMC/メモリースティック)、USB 2.0×2、アナログRGB出力などを搭載する。
さらに上位モデルはGPSユニットを内蔵し、カーナビなどとして使用することも可能だ。
バッテリー駆動時間は、標準バッテリーで約3.2時間。オプションのラージバッテリーで約6.4時間となる。
価格は標準モデルの「SC3KP06A」が8万9800円。Office搭載モデルが10万9800円。GPSユニット搭載モデルが9万9800円となる。発売は7月上旬の予定。