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pavilion s3440jp/CT, Aspire 6920

パソコンにBD付けてないの? もったいない

2008年05月13日 19時10分更新

文● 小林 久/トレンド編集部

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Gemstone Blue

キーボードの左横にはメディアコンソールと言う大きなインターフェースが装備されている



キラキラ輝くメディアコンソール


 キーボードの脇にはメディアコンソールと呼ばれる操作パネルが用意されている。タッチセンサーを利用しており、指で触れて、直感的に音量調整やチャプター切り替えなどを行なえる。LEDの電飾がキラキラときらめく、かなりインパクトのあるデザインなので、好き嫌いが分かれそうだが、こういう尖がったデザインを採用できる点にエイサーの勢いを感じる。

ブルー

キラキラと輝くイルミネーション。ブルーのイメージはここにも表現されている

 スペック的にはCore 2 Duo T8300(2.4GHz)、標準2GBメモリー、インテルPM965 Express、320GB HDDとコストパフォーマンスも高い。唯一残念なのが液晶ディスプレーの解像度がハイビジョンではあるが、1366×768ドットにとどまる点だ。海外では1920×1080ドットのモデルも用意されているとのことで、日本での発売も期待したい。

TUBA

背面には、サブウーファーを装備。ノートなので限界があるが、エアダクトで低域を増幅することで、音の迫力も改善される

 これ以外にもDLNA対応していたり、キーボードの右上に置かれた「e」ボタンを押すと主要な設定を選択できるプルダウンメニューが表示されたりといろいろな工夫が盛り込まれている。

eボタン

eボタン。サラウンド関係の設定などを変更するためのメニューが表示される

 PCカードではなく、ExpressCard/54スロットになっている点は、海外向けノートという感じだが、デザインも含めた、ハイビジョンを堪能するハイスペックなノートパソコンとしてのまとまり感は優れている。

 ビデオチップはGeForce 9500M GS(内蔵512MB、メインメモリー共有で最大2GB)で、ハードウェア支援機能(NVIDIA PureVideo HDテクノロジ2)が付いているため、動画再生もとても滑らかだ。応答速度8ミリ秒、色再現性を従来より35%改善したと称する「Acer CineCrystal」パネルの品質もノートパソコンとしてはいい。

 最初は大きすぎるとか、メディアコンソールになじめないとか、批判的なコメントばかりだった編集部員だが、動画を見せた瞬間に「きれい、きれい」と180度意見が変わってしまうのだから現金なものだ。編集部の机の脇でBlu-rayのトレーラー映像を流していたら、人だかりができてしまった。

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