かゆいところに手が届く新機能の特徴に迫る
本ソフトは、グラフィック性能も向上している。TIFF形式の画像を読み込めるようになり、音符だけでは伝わらない曲のイメージを写真で表現可能になった。この機能を使えば、標準では用意されていない音楽記号やオリジナル記号も張り付けられる。
また「Mixer」の追加も見逃せない。各パートのボリュームや定位、音色などを一元管理できる。リバーブのタイプやレベルも簡単に調整可能なので、曲調に合わせたセッティングも容易だ。
【Conclusion】
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楽譜を再生する「Human Playback」機能は、確認用としてこのうえなく便利。曲のアレンジや音楽制作の場面でも、十分なパフォーマンスを発揮する。
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最近の音楽制作ソフトは楽譜出力機能が充実してきており、あらためて導入する必要性は少ない。あくまでも、音楽制作の第一歩として使うソフトだ。
(MacPeople 2008年5月号より転載)