このページの本文へ

Antec「Three Hundred」

「Nine Hundred」の実弟がデビュー!

2008年03月20日 22時00分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 冷却性能重視でロングセラーとなっているAntec製PCケース「Nine Hundred」の弟分となりそうな新モデル「Three Hundred」が本日デビュー。今日から販売されている。

冷却性能重視でロングセラーとなっているAntec製PCケース「Nine Hundred」の弟分となりそうな新モデル「Three Hundred」が本日発売

内部の様子

「Three Hundred」の内部の様子。リヤ底面部に電源ユニットをマウントするという特徴はそのまま継続されている

 「Three Hundred」は、2006年11月に発売されて以来人気となっている「Nine Hundred」をベースに、シンプルで価格を抑えたエントリーモデルといえそうなATX対応のPCケースだ。
 本体サイズは205(W)×465(D)×458(H)mmと「Nine Hundred」に比べて一回りほど小型化。リヤ底面部に電源ユニットをマウントするという特徴はそのまま引き継がれているが、「Nine Hundred」の代名詞となっている天板部分の200mm大型ファンは140mmサイズへと変更されている。標準で搭載されるファンは、その140mmタイプのほか、リヤ上部の120mm。いずれも3段階ファンコントロール機能を備えており、140mmタイプで700rpm~1500rpm/120mmタイプで1200rpm~2000rpmの間で回転数が変更可能だ。このほか、ホコリの侵入を防ぐ洗浄可能なエアフィルターを備えたフロント下部に、120mmファン×2基を増設することもできる。

標準で搭載されるファンは、天板部分の140mmタイプのほか、リヤ上部の120mm。いずれも3段階ファンコントロール機能を備えており、140mmタイプで700rpm~1500rpm/120mmタイプで1200rpm~2000rpmの間で回転数が変更可能

 内部は5インチベイ×3、3.5インチシャドウベイ×6で、3.5インチオープンベイはなし。5インチベイ×9という構成に3段1ユニットとなるHDDゲージを2つ備えていた「Nine Hundred」と異なり、ベイのポジションは固定となるので注意が必要だ。価格はクレバリー1号店とクレバリーインターネット館で8919円、ドスパラ秋葉原本店とBLESS秋葉原本店で8980円、T-ZONE.PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.、ツクモケース王国で9980円と「Nine Hundred」と比べると、かなりリーズナブルになった印象。1万円クラスのPCケースとして、定番モデルのひとつとなる可能性は高い。

5インチベイ×3、3.5インチシャドウベイ×6で、3.5インチオープンベイはなし。「Nine Hundred」と異なり、ベイのポジションは固定となるので注意

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中