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4年ぶりの新製品「Office 2008 for Mac」を彩るアートイベント

リポート:ビジュアル・サウンドに沸いた「Office 2008 for Mac Launch Celebration」

2008年02月05日 19時34分更新

文● MacPeople編集部

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マイクロソフト(株)は1日、先月に日米で同時に発売された「Office 2008 for Mac」の発売記念イベント「Office 2008 for Mac Launch Celebration」を東京・代官山のイベント・スペースにて開催した。

Office 2008 for Mac」は、待望のユニバーサルバイナリー化を果たし、インテルMacに最適化したOfficeシリーズの最新バージョン。インターフェースを一新し、テンプレートやテーマを選ぶだけで美しい書類を作成したり、説明図などを容易に作成できる「SmartArt グラフィック」を搭載、iPhotoなどのアップル純正ソフトとの連携機能が向上するなど、Macらしい新機能が追加されている。また、Windows用の「Office 2007」で採用されたOpen XML形式のフォーマットにも対応している。

Office 2008 for Mac

Officeパッケージには3種類あり、中でも注目は価格が従来より大幅に安くなった「ファミリー&アカデミックパック」(価格は2万3800円)。Word/Excel/PowerPoint/Entourage/Messengerの5本を含み、また3台ぶんのライセンスが付属している


「最後の大物」がインテルMacにネイティブ対応

「プレス パーティ セッション」では、最初に同社のホーム&エンターテイメント事業本部 リテールビジネス事業部長の五十嵐章氏が壇上に上がり、「新しい発表があるわけではないので、リラックスして楽しんでください」と気さくにあいさつ。販売本数は公開できないというものの、「4年ぶりの製品ながら、過去のバージョンと比較しても気持ちよく売れています」と好調ぶりをアピールした。

五十嵐氏

五十嵐氏はまだ一般の店舗では展示されていなかったMacBook Airが2台設置されていることにも触れ、「アップル様のご協力で2台ほど設置していますが、今日のイベントの主役は『Office 2008 for Mac』ですので」とコメント。会場の笑いを誘った

続いて、アップルジャパン(株) ワールドワイドデベロッパーリレーションズ部長の鷲滝 薫氏が登場。「2年前にアップルはインテルCPUに移行して、Officeは最後の大物ということで、アップルとしても協力させていただきました。素晴らしい製品として世の中に出たことを非常にうれしく思います。Macがかなり盛り上がってきている中でOfficeがリリースされ、相乗効果を期待したい」と述べた。

鷲崎氏

イベントの構想に半年以上前から関わっていたという鷲滝氏。「とにかくOffice 2008を最大限に盛り上げましょう、という企画です。期待していた通りになりましたね」


会場内には、6台のiMacと2台のMacBook AirでOffice for Macを体験できるタッチ&トライコーナーが用意され、マイクロソフト製のキーボードやマウスなども同時に展示されていた。さらに、Office 2008 for Macのポスターが会場の壁面を飾る。これからさまざまな場所で見かけることになるだろう


(次ページに続く)

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