サブノート待望論者に対する「回答」は出るのか?
毎年のように噂にはなるものの、決して日の目を見ることがなかったのが、軽量サブノートだ。特に日本では「往年の『PowerBook 2400c』の夢よもう一度!」とばかりに根強い待望論がある。多くのMacユーザーにとっては、もはや狼少年状態のネタのはずなのだが、果たして今年は……?
まずは、噂サイトの「AppleInsider」(関連サイト)から。情報筋によると、そのサブノートは13インチのLED液晶パネル、HDDではなくフラッシュメモリーを採用し、光学式ドライブは搭載しない。重さはMacBook Proの50%、つまり1.25kg程度になるとのこと。
米CNBCも同様の報道をしている(関連サイト)。こちらは、12インチの液晶ディスプレーでHDDではなくフラッシュメモリーを採用、厚さも重さもMacBook Proに比べて半分になり、価格は1500ドル(約16万4000円)との予想だ。
AppleInsiderには、米ゴールドマン・サックス社のアナリスト、デビッド・ベイリーのレポートを元にしたという記事もある(関連サイト)。
それによれば「アップルのウルトラポータブルについては、長い間噂に上っているが、根拠に乏しい」という。このレポートでは、むしろiPhoneのメモリー容量増強版と、3G版に多くの話題を割いているようだ。
英ロイターも「小型フォームファクターのノートPCにエネルギーが投じられている」と、米フォレスト・リサーチのアナリスト、チャールズ・ゴルビン氏のコメントを紹介している(関連サイト)。
なお、Mac Rumorsには、いくつかのコンセプトイメージを紹介する記事もある(もちろん第三者によるもの)。ディスプレー内に格納できる薄型ノートや、大胆なドッキング機構を持つものなど、まあ一見の価値はあるかもしれない(関連サイト)。