コンシューマーゲーム機そのものの展示はほぼない
意外だったのがコンシューマーゲーム機のゲームソフトの展示が少ないことだ。北米市場はいわばXbox 360市場の本場であり、さぞかし大量に展示されているものかと思っていたのだが、マイクロソフトブースではWindows向けゲームプラットフォームの「Game for Windows」対応ソフトが展示されており、Xbox 360の姿は影も形も見られなかった。
対するソニーブースもPS3やPSPの展示こそあるものの、やはり脇役といった状態で、強い展示の意図はそれほど感じられなかった。
ただ、ほかの家電メーカーのブースに行ってみると、両ハードとも露出が多い。液晶・プラズマテレビの実力を示すには次世代機と呼ばれるこれらのハードを使って、画面を見せるのが早いということなのだろう。
映し出されているゲームもさまざまだったが、ざっと会場を見て回った感じでは、Xbox 360、PS3共にアクティビジョン社のFPS(一人称視点)ゲーム「Call of Duty 4」(コール・オブ・デューティ4)が一番利用されているようだった。Windows向けゲームでは、「CRYSIS」がよく見られた。また、根強い人気を誇る体感音楽ゲーム「Guitar Hero III」もそこかしこに置いてあるようだった。