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【CES 2008 Vol.12】家電の展示会でゲームとおもちゃに注目してみた

2008年01月10日 07時26分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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コンシューマーゲーム機そのものの展示はほぼない


 意外だったのがコンシューマーゲーム機のゲームソフトの展示が少ないことだ。北米市場はいわばXbox 360市場の本場であり、さぞかし大量に展示されているものかと思っていたのだが、マイクロソフトブースではWindows向けゲームプラットフォームの「Game for Windows」対応ソフトが展示されており、Xbox 360の姿は影も形も見られなかった。

マイクロソフトブースで展示されていた「Game for Windows」対応タイトル。右はアイドス社の「CONFLICT」

 対するソニーブースもPS3やPSPの展示こそあるものの、やはり脇役といった状態で、強い展示の意図はそれほど感じられなかった。

PSP

PSPなどを展示

PS3

PS3も展示していたが、結構ひっそりと置いてあった

1080p

1080pで動きが早い映像を出すにはゲーム画面が一番

 ただ、ほかの家電メーカーのブースに行ってみると、両ハードとも露出が多い。液晶・プラズマテレビの実力を示すには次世代機と呼ばれるこれらのハードを使って、画面を見せるのが早いということなのだろう。

シャープブースでは、Xbox 360の「Forza Motorsport2」や「Halo 3」、PS3の「NFL 08」などを利用して、ゲーム向けテレビを展示

東芝ブースでは、主にWindows向けゲームでの展示。「Gears of War」や「Guitar Hero III」を利用していた

 映し出されているゲームもさまざまだったが、ざっと会場を見て回った感じでは、Xbox 360、PS3共にアクティビジョン社のFPS(一人称視点)ゲーム「Call of Duty 4」(コール・オブ・デューティ4)が一番利用されているようだった。Windows向けゲームでは、「CRYSIS」がよく見られた。また、根強い人気を誇る体感音楽ゲーム「Guitar Hero III」もそこかしこに置いてあるようだった。

コントローラ

Guitar Heroに対応した周辺機器もいろいろなところで展示されていた。中にはネックとボディーに本物と同等の素材を使ったものまで

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