このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

データ復旧ソフト

レビュー:ファイルサルベージ 6

2008年01月09日 08時00分更新

文● 倉田吉昭

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ファイル形式を絞り込み、速度と復旧率の高さを両立


ファイルサルベージ 6 【SPEC】
開発●米サブローザソフトドットコム社 販売元●(株)フロントライン 価格●1万1340円(パッケージ版)、7980円(ダウンロード版)、4410円(バージョン5からのアップグレード版)、5980円(同4からのアップグレード版)
http://www.fli.co.jp/

対応システム●OS X 10.3.9以上(Leopard対応) 対応マシン●PowerPC、またはインテルCPUを搭載したMac

【COMMENT】
特定形式のファイルを復旧することで時間を短縮できるので、復旧後の検索が簡単。ただし、上級者モード以外の機能は競合ソフトに対するメリットを感じない。


 「ファイルサルベージ 6」は、消去したファイルや、ディスクエラーなどで読み取れないファイルを復旧するソフトだ。

 復旧方法は、主にゴミ箱を空にして消してしまったファイルを復旧させる「復元」と、マウントはできないがマシンから見えるデバイスのデータを復旧する「救出」、ファイル形式を選んで復旧する「上級者」の3種類。

メイン画面

メイン画面の3つのアイコンが、復旧機能を示している。プルダウンメニューで復旧したいデータのあるデバイスを選択する

「復元」画面

「復元」と「救出」では、MP3やAACなどの音声ファイル、JPGやPNGなどの画像ファイルといった復旧したいファイルのタイプを選択できる

「救出」画面

「救出」では、ディスク全体を走査して見つかったファイルを別のディスクに復元する。システムディスクが壊れた場合も、DVDから起動して救出できる

 いずれの場合も、復旧したデータの保存先に別のディスクを指定しておけば、復旧したデータで復旧前のデータを上書きせずに、より確実にデータの復元が可能だ。

復旧したデータフォルダー

復旧したデータはファイル形式ごとにフォルダー分けされるため、内容を確認しやすい。ファイル名は可能な限り復旧しようとするが、できない場合は復旧した順番にナンバリングされる

 外付けハードディスクがない場合は、USBメモリーなどの外部デバイスを保存先にすればいい。

 新機能は、同ソフトが対応していないファイル形式をユーザーが任意に追加できる「カスタムファイルタイプ機能」と、メールなどに埋め込まれたファイルを復旧する「エンベッドファイルの復旧機能」、PowerPC/インテルMacの双方で起動できる「起動DVD機能」の3つ。なお、起動システムは、Mac OS X 10.4.9であるため、LeopardがプリインストールされたMacでは、この機能を使えない。

 LeopardでTime Machineが登場したことにより、従来に比べてデータの復旧は簡単になった。しかし、バックアップ用のハードディスクそのものがトラブルにあったときには、何の対処もできない。そんなトラブルでも、本ソフトなら短時間で目的のファイルを復旧できる。Time Machineを利用している人にも、データ復旧の最終手段としてお勧めしたいソフトだ。


(次ページに続く)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

Apple Store オススメ製品

ASCII.jp RSS2.0 配信中