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ファイルタイプ/ファイルシステム/メディアを選ばず何でも復旧!!

フロントライン、データ復旧ソフト「ファイルサルベージ6」を発表

2007年11月09日 20時40分更新

文● MacPeople編集部

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(株)フロントラインは9日、米サブローザソフト社製のデータ復旧ソフト「ファイルサルベージ6」を発売すると発表した。価格は12月7日より発売するパッケージ版が1万1340円、11月中に発売するダウンロード版が7980円だ。旧バージョンからのアップグレードは、バージョン5からが4410円、バージョン4以前からが5985円で、いずれもダウンロード販売となる。

ファイルサルベージ6

対応システムはMac OS X 10.3.9以上(Leopard対応)。対応マシンはIntel CPU/PowerPCを搭載するMac。パッケージ版にはIntel Mac/PowerPC Macで起動可能なデュアルブートDVDが含まれている。なお、ダウンロード版にはユーザー自身が起動可能なDVDディスクを作成できる、ディスクイメージが提供される

ファイルサルベージ6」は、削除したファイルはもちろん、欠陥のあるメディアやフォーマット済みのディスクからもファイルを復旧できる。画像/音声/動画に関しては、復旧前に内容をプレビューすることも可能だ。対応ファイルタイプは、JPEG/TIFF/PNGなどの画像ファイルから、MP3/AAC/AIFFといった音声ファイル、AVI/MOV/ASFなどの動画、Word/Excelといった書類など、主な約100種類のファイル形式をサポートしている。

復旧にはディスクをセクター単位で検索するスキャン技術を利用しているため、Macにマウントできるものであれば、ハードディスク、USBメモリー、各種メモリーカード、WindowsやLinux用にフォーマットされたディスク、iPod、さらに傷ついた光学メディアなども対象にできる。上級者モードを使えば、検索結果を記録し、あとで処理を継続するといった使い方も可能だ。

バージョン6では、非対応ファイルを10個以上読み込ませることで対応ファイルタイプを増やせる「カスタムファイルタイプ」機能を搭載。読み込めない形式もあるものの、パッケージのようなバンドル形式でない単体のファイルであれば、任意の形式を復元対象として追加できる。また、ファイルに埋め込まれたデータの復旧も可能になった。ウェブページのキャッシュに含まれている画像、WordやExcelに張り付けられた画像ファイルなども個別に検出できる。

操作は数クリックでOK。消去したファイルを復旧する「復元」、ディスク上のファイルを検索して復旧可能なファイルを探す「救出」、ボリューム全体/空き領域のデータをスキャンする「上級者」の3つのモードを用意(左)。非対応のファイルを10個以上登録することで検出可能になる「カスタムファイルタイプ」機能を使えば、新たなファイルタイプも追加できる(右)

なお、原稿執筆時点では、同社ウェブサイトに本ソフトの情報は掲載されていない。


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