ダイヤルキーがなくても快適に電話ができる
X01Tはダイヤルキーを搭載しておらず、電話としては一見使いにくそうに見えるが、使い勝手は意外とイイ。
すでに連絡先に登録してある相手に電話をかけるときは、キーボードをスライドさせて、待受画面で名前のよみを入力すれば、インクリメンタルサーチによる絞り込みが可能だ。
本体のスピーカーとマイクを使ったハンズフリー通話や、別売のBluetoothヘッドセットを使ったハンズフリー通話なども、当たり前のようにできて気持ちがイイ。
パソコンとの合わせ技でさらに便利に
X01Tには、ビジネスでも使えるスマートフォンらしく、パソコンと接続してパソコン上からX01Tを操作できる。「Teleport」という付属ソフトをパソコンにインストールしておけば、パソコンからX01Tを操作したり(Remote Screen)、反対にX01Tからパソコンの操作ができる(Remote Keypad)。
Remote Screenでパソコンと接続すると、X01Tの画像がパソコンの画面上に表示され、パソコン上からX01Tを操作できる。X01Tのボタンやメニューもパソコンから押せるので、例えば職場のパソコンでメールを書いているフリをして、そばに置いたX01Tからメールを送るといったようなカモフラージュに使える(!?)。ただし、パソコンのクリップボードにある内容をX01Tに貼り付けることはできない。
TeleportはUSB接続のほか、Bluetoothや無線LANもサポートするので、カバンの中に入れっぱなしのX01Tをパソコンから操作したり、パソコンから離れた位置からX01Tを利用して操作したりできるのがミソだ。